太宰ゆかりの地 「津軽」を歩く

日数
1泊2日
主な交通手段
シーズン
通年

「斜陽」をはじめ多くの作品を残した太宰治のゆかりの地を巡るコースです。

Start
1日目
新青森駅から車で約45分

芦野公園

満開の桜のトンネルをローカル鉄道が走り抜ける

作家・太宰治がよく遊んだ場所として知られている「芦野公園」は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれており、約80万平方メートルの広大な園地には、春になると約1500本の桜が咲き誇ります。とくに桜は津軽半島でも屈指と言われ、毎年行われる桜まつりはたくさんの人で賑わいます。


一番の見どころは桜のトンネルをローカル鉄道が走るところ。公園内に津軽鉄道が走り、昔ながらの小さな駅舎やのどかな風景が、訪れる人々を一段と楽しませてくれます。満開の桜の中、津軽鉄道「走れメロス号」が走り抜ける様は、絵になると評判です。


園内には、児童動物園やオートキャンプ場などもあり、地域の人々の行楽地として親しまれています。

住所
五所川原市

喫茶店「駅舎」(昼食)

小説「津軽」にも登場する赤い屋根の「駅舎」

「金木町長が東京からの帰り上野で芦野公園の切符を求め、(略)駅員に三十分も調べさせ、とうとう芦野公園の切符をせしめた・・・」(小説「津軽」より)太宰治の小説「津軽」にも登場する情緒あふれる駅舎です。現在は喫茶店「駅舎」となっています。実際に芦野公園駅としてつかわれていたため、店内には裸電球や電話、プラットホームに続く階段など当時の面影が沢山残っています。2014年12月に国登録有形文化財に登録されました。

住所
五所川原市金木町芦野84-171
電話番号
0173-52-3398
営業時間
10:00~17:00
ランチ     11:00~14:00
ラストオーダー 16:30
休業日
水曜日
車で約5分

太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)

戦禍を逃れ身を寄せた新座敷 太宰が過ごした時間を共に。

太宰の長兄・文治が1922年(大正11年)の結婚を機に新築し、津島家では新座敷と呼ばれていました。

1945年(昭和20年)7月末から1946年(昭和21年)11月12日まで太宰が東京・甲府の戦禍から逃れ、妻子を連れ故郷に身を寄せた場所とされています。

太宰は、新座敷に暮らしていた1年4ヶ月の間に23もの作品を書き上げており、文豪デビュー後に居宅としていた建物では唯一現存する邸宅です。

住所
五所川原市金木町朝日山317-9
電話番号
0173-52-3063
営業時間
9:00~17:00
(11月~3月は10:00~)
休業日
第1、第3、第5水曜日
※臨時休業あり
徒歩で約5分

太宰治記念館「斜陽館」

文豪太宰治氏の生家 建築としても見ごたえあり

「斜陽」をはじめ、多くの名作を残した文豪「太宰治」。その父親で大地主だった津島源右衛門が明治40年(1907年)に建てたものが現在の太宰治記念館「斜陽館」となっています。


蔵を利用した資料展示室には、太宰が生前着用していたマントや執筆用具、直筆原稿、書簡などのほか、初版本や外国語の翻訳本などの貴重な資料があり、全国から多くのファンが集まります。


約680坪(約2200平方メートル)もの広大な敷地に、米蔵にいたるまで青森ヒバ(ヒノキ)を使って建てられている豪邸は、東北豪商の館としても見ごたえがあります。明治時代に建てられた貴重な木造建築であり、近代和風住宅の代表例として2004年に国の重要文化財に指定されています。

住所
五所川原市金木町朝日山412-1
電話番号
0173-53-2020
営業時間
9:00~17:00(最終入館16:30)
休業日
12月29日
徒歩で約5分

雲祥寺

太宰治の幼少期の記憶が残る場所

太宰治の生家「斜陽館」から近いということもあり、太宰が幼少時、子守りのタケに連れられてよく行ったのがこの雲祥寺。


地獄絵の掛け軸に描かれている様々な鬼が死後にその人の一生のうちの悪事を裁き罰を与えると言われています。

太宰に限らず子供たちが、このように親からしつけを受ける光景は今も変わりません。


また、平成20年9月5日には太宰治の記念碑が建立され、碑には小説「思ひ出」に登場する「後生車」という車輪型の輪が3個付いており、小説「津軽」に記されている「汝を愛し汝を憎む」が刻み込まれています。

住所
五所川原市金木町朝日山433
電話番号
0173-53-2074
営業時間
8:00~16:00
車で約20分、五所川原市内に宿泊
2日目
車で約1時間15分

太宰の宿 ふかうら文学館

太宰治が滞在した旧秋田屋旅館を再生した文学館

「太宰の宿 ふかうら文学館」は、深浦町にある文学資料館で、太宰治が宿泊した旧秋田屋旅館を改築した施設です。


小説『津軽』にも登場するこの場所では、太宰治をはじめ、大町桂月や成田千空など深浦ゆかりの文人に関する資料を展示しています。

館内には、太宰治が実際に宿泊した部屋を再現した「太宰宿泊の間」があり、当時の雰囲気を感じながら、窓越しに日本海を望むことができます。

また、『津軽』の初版本や書簡など貴重な資料も展示されており、作家の人となりや創作背景に触れることができます。


五所川原市金木町の「斜陽館」とあわせて巡る太宰ファンも多いとのこと。

文学作品の舞台を実際に体感できる施設として、文学ファンはもちろん、青森の文化に触れたい方にも適した観光スポットです。

住所
西津軽郡深浦町深浦浜町134
電話番号
0173-84-1070
営業時間
8:30~17:00(2F展示室は9:00~16:00)
休業日
・月曜日
・年末年始
車で約5分

円覚寺

伝説と信仰が息づく深浦の古刹

平安時代、征夷大将軍・坂上田村麻呂が建立したと伝えられる古刹、円覚寺。本尊は聖徳太子作とされる十一面観音で、古くから船人の信仰を集め、海上安全の祈願寺として親しまれてきました。


深浦湊が北前船の風待ち湊として栄えると、多くの商人や船乗りが参拝し、海上安全や商売繁盛を願いました。特に深浦沖合いで時化に遭った船乗りが、観音様に救いを求めたところ、境内地に立つ龍燈の大杉の梢より一条の光が放たれ、船を陸地に導いたという伝説があります。船乗りはそのお礼としてチョンマゲを奉納し、その歴史的遺品は現在、国の重要有形民俗文化財として寺宝館で公開されています。


また、円覚寺は平泉の鎮守府将軍・藤原基衡や津軽藩歴代藩主の庇護を受け、歴史的にも深い由緒を誇ります。北前船の寄港地としても関わりが深く、歴史と信仰が息づく場所です。

住所
西津軽郡深浦町深浦浜町275
電話番号
0173-74-2029
営業時間
8:00~17:00(12~3月は8:00~16:00)
車で約25分

千畳敷海岸

広大な岩棚に映える夕陽の名所

その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続く「千畳敷海岸」。恵比寿岩、かぶと岩などと名づけられた奇岩が海岸線に続く様は圧巻です。他の星に降り立ったかのような不思議な気持ちにさせられる光景です。夕暮れ時には夕陽をバックにした独特な形の岩がシルエットに。夕陽の名所としても名高く、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。


「日本の水浴場55選」にも選ばれており、夏場は海水浴ができる人気のスポット。近くには新鮮な海鮮丼やソフトクリームなどを販売しているお店もあり、景色を見ながらお食事を楽しめます。

また、1月~2月にかけて、千畳敷駅の壁面に「氷のカーテン」と呼ばれる巨大な氷壁ができます。岩から染み出た水が日本海の冷たい風で氷り、冬の風物詩となっています。


千畳敷海岸は五能線の快速「リゾートしらかみ」の千畳敷駅から道路を渡ってすぐのところにあります。ここは駅舎も壁もない無人駅。観光客が散策できるよう15分ほど停車してくれる電車もあるので、時刻表を要チェック!

住所
西津軽郡深浦町北金ケ沢
電話番号
0173-74-4412
営業時間
●海水浴場開設期間
7月中旬~8月下旬
※天候等により変更になる場合があります。
※監視員がいます。

●施設
トイレ・身障者用トイレ・食堂・天然海水プール
車で約20分

海の駅わんど(昼食)

1階では、新鮮な農産物や果物、お土産などが販売され、新鮮な海鮮丼が食べられる食堂や白神山地の水で淹れたコーヒーが味わえるお店、無料休憩所も併設されています。


2階には、鯵ヶ沢相撲館~舞の海ふるさと桟敷~があり、鰺ヶ沢町出身の元小結・舞の海や元関脇・綾川など、大相撲の歴史がよくわかるパネルやビデオの放映、化粧回しや貴重なトロフィーなどが展示されています。

住所
西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-4
電話番号
0173-72-6661
営業時間
1階 9:00~17:00(12月31日は15:00閉館)
2階 9:00~16:00(12月31日は15:00閉館)
休業日
1月1日~1月3日(そのほか臨時休館日あり)
車で約1時間15分、新青森駅へ
Goal

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