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下北半島をぐるっとドライブ!大間のマグロを食べに行こう!

日数
1泊2日
主な交通手段
車・フェリー
シーズン
春・夏・秋

「マグロの町」で知られる大間町。

ここでしか食べられない新鮮な「大間マグロ」を食べに下北半島を巡るコースを紹介します。

Start
1日目
七戸十和田駅から車で約1時間30分

「東通ヒラメ重」(東通村で昼食)

ここでしか味わえない天然ヒラメ重

東通村で一年中水揚げされる天然ヒラメは、鮮度と品質の良さで高い評価を受けています。その天然ヒラメを味わえるのが、東通村のご当地グルメ「東通ヒラメ重」。


「東通ヒラメ重」は3回に分けて配膳されます。


1.食前スープ、歓迎の一皿、2. お刺身、鍋物、重もの、3. 食後のデザート(地場産ブルーベリーアイスなど)


東通村の地場産食材を存分に堪能できるコース料理です。

車で約35分

尻屋埼灯台

本州最北端 津軽海峡を望む白亜の灯台

レンガで造られた灯台としては日本一の高さを誇る「尻屋埼灯台」。 本州最北端尻屋崎の突端に立つ高さ約33mもの灯台です。
尻屋埼灯台は、1876年(明治9年)に東北地方に初の洋式灯台として完成しました。津軽海峡と太平洋が交わる尻屋崎沖は、海上交通の要衝として、また豊かな漁場として、昔から非常に重要な地点でした。それと共にこの地特有の濃霧が多く発生しすることや海面下に岩礁が広がることから、難破岬と呼ばれ遭難船の多い所として恐れられている場所でもありました。明治時代に入り、日本も世界各国と貿易を行うようになったため、航行船舶の安全を守るために、尻屋崎で焼いたレンガで建てられた灯台です。
このように、歴史的、文化的価値の非常に高い尻屋埼灯台は、国の登録有形文化財をはじめ、「近代化産業遺産」「土木学会選奨土木遺産」「日本の灯台50選」「恋する灯台」にも選ばれています。
尻屋埼灯台のもう一つの魅力として、灯台の内部に入ることができることがあげられます。全国的に見て、登ることのできる灯台は数えるほど。そんな貴重な灯台に登れば、目の前に青く澄んだ海の絶景がどこまでも広がります。津軽海峡に沈む夕日の美しさにも定評があります。
ぜひ灯台からのオーシャンビューを満喫すると共に、灯台や尻屋埼の歴史についても学んでみてください。

住所
下北郡東通村尻屋字尻屋崎1-1
電話番号
0175-47-2889
営業時間
【4月下旬~4月30日】
9:00~15:00
【5月1日~11月上旬】
9:00~16:00
※悪天候などによる中止の場合あり
車で約1時間30分

恐山霊場/恐山菩提寺(5/1~10/31のみ※冬季は閉山)

地獄の風景と極楽の風景が広がる、あの世に最も近い場所

比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれる恐山。地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言い伝えられてきました。外輪山に囲まれた霊場は、外部からは見ることのできない途絶された場所。三途の川にかけられた太鼓橋を渡って霊域に入ると、死後の世界のような風景が広がります。極楽浄土を思わせる美しさの極楽浜、硫黄臭が立ち込める地獄谷、荒涼とした無間地獄、血の池地獄…。賽の河原には亡くなった幼い子供を弔うために両親が積んだ石や、くるくるとまわる風車があり、もの悲しさが漂います。


恐山菩提寺の創建は862年。慈覚大師円仁が夢のお告げに導かれ、諸国に教えを説いた旅の果てに、この下北の地に「恐山菩提寺」を開山したと伝えられています。


例年7月20日から24日に行われる「恐山大祭」と、10月上旬の連休に行われる「恐山秋詣り」には、イタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼んでくれるとあって、多くの人達が列をなし、あの世からのメッセージを聞きに集まります。


また、恐山は1万年以上前に噴火したと言われる休火山。現在でも硫黄のにおいが漂う温泉が湧いています。霊場内には4つの湯小屋があり、参拝者は無料で入浴できますが、混浴や男女入替等もあるのでご注意を。宿坊「吉祥閣」に宿泊もできるので、宿坊体験に興味のある方はぜひどうぞ。

住所
むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
電話番号
0175-22-3825
営業時間
5月 1日 から 10月上旬
6:00 ~ 18:00
10月上旬 から 10月31日
6:00 ~ 17:00
※入山受付は終了時間の30分前まで
休業日
毎年5月1日〜10月31日の間で開山
車で約1時間30分

下風呂温泉郷

室町時代より続く白濁の硫黄泉の名湯

下風呂温泉郷は、本州最北端下北半島の風間浦村にあります。目の前には津軽海峡が広がり、海の向こう側には北海道を望むことができます。夕方は海に沈む美しい夕日を、夜には漁船の漁火を眺めながら湯に浸かることができます。また、津軽海峡で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえるとあり、食通の観光客に人気があります。


そして、文豪・井上靖が小説『海峡』の中で、「ああ、湯が滲みて来る。」と表したほど、効き目を体感できる温泉です。100m以内に3つの異なる源泉の湯口があるのは、全国的にも珍しく、すべてが源泉掛け流し。「下風呂温泉 海峡の湯」では「大湯」「新湯」2つの系統の温泉を楽しめます。


戦前に建設が進められたものの、1943年(昭和18年)に工事中止となったまま残された「幻の大間鉄道」は、現在「鉄道アーチ橋メモリアルロード(遊歩道)」になっており、足湯(冬期間は閉鎖)が設置されています。遊歩道からは、津軽海峡を隔てて北海道恵山岬や、夏から秋にかけての夜には幻想的な漁り火を眺めることができます。

住所
下北郡風間浦村下風呂
電話番号
0175-35-2010
2日目
車で約25分

「大間のマグロ丼」(大間崎で昼食(または朝食))

本州最北端、そしてマグロ一本釣りの地

旅人なら一度は行ってみたい本州最北端の地。「ここ本州最北端の地」と刻まれた碑が建っているので、最果ての地に来た気分を味わえます。津軽海峡をはさんで、北海道の汐首崎まではわずか17.5kmの距離。天気のよい日は函館の五稜郭タワーが見えることもあります。


大間の漁師に一本釣りされた440kgのマグロをモデルにしたモニュメントは記念撮影にぴったりなスポットです。モニュメントの横には観光案内所「大間崎レストハウス」があり、「本州最北端大間崎到着証明書」を200円で発行してくれるので、旅の記念にどうぞ。


ここ大間町で水揚げされたマグロは「大間まぐろ」というブランドネームで全国に知れ渡っている最高級品。津軽海峡で豊富な餌をたっぷり食べて大間沖にやってくる秋から冬にかけての季節が旬。天然モノならではの上品な脂がのっています。一本釣りされた新鮮な一級品を本場でたっぷりと贅沢に味わってみてはいかがでしょうか。


函館へのフェリーが出ている大間ターミナルへはタクシーで10分ほど。出航前後の待ち時間に立ち寄る人も少なくありません。

住所
下北郡大間町大字大間平17-1
電話番号
0175-37-2111
車で約1時間

仏ヶ浦

巨大な奇岩群が立ち並ぶ大自然のアート

海岸沿いに2kmにわたって連なる白緑色の奇岩の数々。冬の荒波が削り上げた大自然のアートも、海が穏やかな夏に眺めれば「仏ヶ浦」の名にふさわしい極楽浄土のような浜。透明度の高いエメラルドグリーンの海と、象牙色にたたずむ奇岩の群れのコントラストが美しく、まるで極楽への入り口のよう。それもそのはずで、死者があの世に旅立つ時、あるいはこの世に戻ってくる時に、立ち寄る場所が「仏ヶ浦」だと言われています。それぞれの奇岩には、浄土のイメージを重ねて名がつけられています。


仏ヶ浦へは車でも行けますが、駐車場から険しい遊歩道を往復で40分ほど歩くため、足に自信のない方は船がおすすめ。4月~10月には佐井港や青森港からいくつかの観光船・遊覧船が就航しています。巨岩・断崖など、海上からしか見られない絶景スポットが多数。ガイド付きで上陸するコースもあります。5月~7月頃にかけては、運が良ければイルカに出会えるかもしれません。

住所
下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内
電話番号
0175-38-2111
営業時間
船は4月下旬~10月下旬頃の運航
天候・海の状況により出航できない場合があります。
車で約1時間15分、脇野沢港へ
フェリーで約1時間、蟹田港へ
車で約35分、新青森駅へ
Goal

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