津軽半島の絶景を巡るドライブコース

日数
1泊2日
主な交通手段
シーズン
春・夏・秋

津軽半島には、素敵な絶景を見られるポイントが目白押し!

海沿いを車でドライブしながら、観光スポットを巡りましょう。

ランチには津軽海峡沖で一本釣りされた三厩マグロを堪能しましょう。

Start
1日目
新青森駅から車で約1時間

津軽国定公園 袰月海岸高野崎(高野崎灯台、潮騒橋と渚橋)

津軽半島随一の景勝地 どこまでも透き通る青い海を望もう

津軽国定公園に指定されている「袰月海岸高野崎」は、北に北海道、西に龍飛崎、東に下北半島が一望できる絶景の地です。


岬の先端には赤と白の灯台があり、その先を下っていくと岩場と岩場をつなぐ「潮騒橋」と「渚橋」という2本の赤い橋が。このふたつの橋を歩いて渡ると先端の岩場まで行くことができ、そこから見る景色はまさに絶景。潮風に吹かれながらどこまでも広く青い海を望めます。


夏は磯遊びや釣りなども楽しめるとあって家族連れにも人気。キャンプ場もあり、100張りもできる広々としたテントサイト、温水シャワー(有料)、屋根付きの炊事場も完備されています。


お食事処 信光丸(展望いさりび)では、津軽海峡本マグロや新鮮な魚介類がたっぷりのった「海峡いさりび丼」を食べることができます。(要予約:2名より)

また、5月末~8月末までは津軽海峡の天然の岩ガキも食べることができます。


どこまでも続く広い海、心地よい潮風、そして夕焼けも美しい袰月海岸高野崎。夜はイカ釣り船の漁火で輝きます。

住所
東津軽郡今別町袰月
電話番号
0174-35-3005
車で約15分

「秀鮨」で三厩マグロを食べる

津軽半島の良質な本マグロ「三厩マグロ」

青森といえば下北半島、大間のマグロが有名ですが、津軽半島では「三厩(みんまや)マグロ」が食べられます!

龍飛岬の前に広がる津軽海峡で一本釣りされる三厩マグロは、品質・鮮度ともに最高で良質。夏から10月にかけては比較的あっさりとしていて、11月から1月のものはこってりとしているそう。

時期やマグロが食べるエサの違いによって味が変わるようなので、時期をずらして味比べするのも楽しめそうです!


※三厩マグロが食べられる「秀鮨」のランチは予約が必要です。

住所
青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩新町35
電話番号
0174-37-2856
営業時間
17時から23時頃まで。
ランチは必ず事前予約を。
車で約20分

龍飛崎(龍飛崎灯台)

津軽半島の最北端!「津軽海峡冬景色」で有名な風の岬

津軽半島の最北端にあり、津軽海峡に突き出た岬。西は日本海、北は津軽海峡、さらに東は陸奥湾と三方を海に囲まれ、強い海風が吹くところから「風の岬」という異名がつけられています。


突端には津軽海峡のシンボルでもある白亜円形の龍飛埼灯台(たっぴさきとうだい)があります。「日本の灯台50選」に選ばれた灯台で、天気の良い日には津軽海峡を挟んだ北海道の松前半島や函館山が見えることも。


また、灯台周辺の「碑の丘」の近くには、石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」の歌謡碑があり、ボタンを押すと曲が流れ、本州最北端から津軽海峡を渡ってさらに北へ帰る人々に想いを馳せることができます。


2頭の龍が鎮座する『龍見橋』(太宰の道)や、太宰治文学碑・吉田松陰碑など数々の石碑、津軽要塞重砲兵聯隊竜飛砲台跡など、周囲には見どころも多数あります。


龍飛崎は津軽半島北部から秋田県境にかけての沿岸地域に広がる津軽国定公園の一部。世界自然遺産白神山地の一部である白神岳や青池を含む十二湖、ニッコウキスゲが咲き誇るベンセ湿原、津軽富士と呼ばれる岩木山など、美しく多彩な大自然の絶景を巡るドライブ旅もおすすめです。

住所
東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
電話番号
0174-31-8025
休業日
年中無休(階段国道は冬季閉鎖あり)

階段国道339号

国道なのに階段?! 日本で唯一、車が通れない国道

津軽半島の最北端、龍飛崎を通る国道339号線は、日本で唯一の「階段国道」。国道でありながら車もバイクも通れず、歩行者しか通れないという風変わりな国道です。階段の前に青い三角標識が立っている様子はなんともシュール。


なぜここが国道になっているのかは諸説ありますが、階段があったところを含めて道路整備をする予定で国道に指定したものの、70mという高低差・民家が密集という条件に阻まれて階段部分は改良がなされぬまま時が過ぎ現在に至るとか。


岬下の龍飛漁港から龍飛埼灯台までが362段の階段になっていて、総延長388.2m、標高差約70m。登りはなかなかハードですが、途中にはベンチが置かれており、休憩を入れながら歩けます。津軽海峡からの風を受け斜面を登るこの階段は、景色がよく旅情をそそる小路。健脚の方は歩いてみるのも一興です。

住所
東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
電話番号
0174-31-1228
休業日
冬期閉鎖期間あり
車で約1時間

十三湖

ヤマトシジミの名産地。海水と淡水が混じった汽水湖

十三湖は南北7km、東西5km、周囲31.4kmと青森県で3番目に大きな湖。岩木川をはじめ、13の河川が流れ込むので十三湖と言われています。また、津軽半島北西部の日本海岸にあり、海水と淡水が混合した汽水湖で、特産品のヤマトシジミが生息する自然豊かな湖です。


宍道湖と日本一を競う漁獲量を誇る十三湖のシジミは、「十三湖産大和しじみ」として、GI制度(地理的表示保護制度)に登録されています。十三湖ではシジミの禁漁区および禁漁期間が指定されていますが、十三湖に浮かぶ「中の島ブリッジパーク」では、毎年4月下旬~9月末日までシジミ拾いを楽しめます。キャンプ場やアスレチック場もあり、のんびりとアウトドア体験ができるスポットです。


また、オオハクチョウ、コハクチョウの渡来地として知られているほか、幻の鳥と言われているオオセッカや、天然記念物のオオワシなど、飛来する鳥や生息している鳥が多く、バードウォッチングも楽しめます。

住所
五所川原市
車で約45分、五所川原市内に宿泊
2日目
車で約15分

芦野公園(喫茶店「駅舎」で昼食)

満開の桜のトンネルをローカル鉄道が走り抜ける

作家・太宰治がよく遊んだ場所として知られている「芦野公園」は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれており、約80万平方メートルの広大な園地には、春になると約1500本の桜が咲き誇ります。とくに桜は津軽半島でも屈指と言われ、毎年4月29日から5月7日に行われる桜まつりはたくさんの人で賑わいます。


一番の見どころは桜のトンネルをローカル鉄道が走るところ。公園内に津軽鉄道が走り、昔ながらの小さな駅舎やのどかな風景が、訪れる人々を一段と楽しませてくれます。満開の桜の中、津軽鉄道「走れメロス号」が走り抜ける様は、絵になると評判です。


園内には、児童動物園やオートキャンプ場などもあり、地域の人々の行楽地として親しまれています。

住所
五所川原市
電話番号
0173-38-1515
車で約15分

高山稲荷神社

異世界のよう…朱色の鳥居が続く「千本鳥居」は必見!

千本鳥居がある稲荷神社というと京都の「伏見稲荷大社」が有名ですが、実は青森にも「高山稲荷神社」があります。朱色の鳥居が数え切れないほど並び、異世界のような不思議な空間を創出しています。


高さ約2メートルの鳥居が延々と並んでいる光景は圧巻!春は桜、夏は新緑、冬は真っ白な雪と、四季に映える朱色の鳥居が魅力で、写真映えすると人気を集めています。鳥居の奥にある高台からは全体を一望できます。無数に並ぶお稲荷様(狐の石像)も印象的です。


鎌倉から室町にかけての創建と伝えられ、ご祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、佐田彦命(さたひこのみこと)、大宮能売命(おおみやめのみこと)。五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様としてご利益のある神社と言われています。

住所
つがる市牛潟町
電話番号
0173-56-2015
営業時間
【参拝】9時~17時
休業日
年中無休
車で約30分

鶴の舞橋

フォトジェニックな日本一の木造三連太鼓橋

青森県産の「ひば」を用いて作られた「鶴の舞橋」は全長300mの日本一長い木造の三連太鼓橋。岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す「津軽富士見湖」の両岸を繋ぐ橋です。日本古来の建築技術を駆使し1994年に完成。木のぬくもりと優しいアーチ型で、多くの人々に愛されています。


女優・吉永小百合さんが出演するCMでこのスポットを知った人も多いはず。この絶景を撮りたいと全国から訪れる人が増えています。おすすめは夕焼け時。オレンジや赤のグラデーションを背景に見る大橋はまさに写真に収めたくなる絶景です。


パワースポットとしても人気を博しています。鶴が舞う姿をイメージした「鶴の舞橋」は「長い木の橋」=「長生きの橋」と読めることから開運長寿のパワースポットとされ、橋を渡ると長生きができるといわれています。また、鶴の舞橋を挟んだところにある丹頂鶴自然公園は、つがいの丹頂鶴が飼育されており、恋愛、縁結びのパワースポットでもあるそう。さらに、ここから岩木山を望むことができることから、岩木山がもつ開運・心身清浄のご利益もあるといわれています。


丹頂鶴を見られる「丹頂鶴自然公園」、ピクニック・散策などを楽しめる「富士見湖パーク」もあわせて訪れるのがおすすめです。


鶴の舞橋は9月からの改修工事着手のため、8月31日(木) 17:00をもって全面通行止めとなります。

お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。


※2023年9月1日から2024年3月31日まで「鶴の舞橋」大改修工事に伴う通行止が発生します。なお、通行止め期間中も、鶴の舞橋の見学は可能です。 

改修状況は鶴田町観光ウェブマガジン「メデタイ・ツルタ」にてご確認ください。

住所
北津軽郡鶴田町廻堰字大沢
電話番号
0173-26-5563
車で約50分、新青森駅へ
Goal

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