下風呂温泉郷
しもぶろおんせんきょう
室町時代より続く白濁の硫黄泉の名湯
下風呂温泉郷は、本州最北端下北半島の風間浦村にあります。目の前には津軽海峡が広がり、海の向こう側には北海道を望むことができます。夕方は海に沈む美しい夕日を、夜には漁船の漁火を眺めながら湯に浸かることができます。また、津軽海峡で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえるとあり、食通の観光客に人気があります。
そして、文豪・井上靖が小説『海峡』の中で、「ああ、湯が滲みて来る。」と表したほど、効き目を体感できる温泉です。100m以内に3つの異なる源泉の湯口があるのは、全国的にも珍しく、すべてが源泉掛け流し。「下風呂温泉 海峡の湯」では「大湯」「新湯」2つの系統の温泉を楽しめます。
戦前に建設が進められたものの、1943年(昭和18年)に工事中止となったまま残された「幻の大間鉄道」は、現在「鉄道アーチ橋メモリアルロード(遊歩道)」になっており、足湯(冬期間は閉鎖)が設置されています。遊歩道からは、津軽海峡を隔てて北海道恵山岬や、夏から秋にかけての夜には幻想的な漁り火を眺めることができます。
基本情報
- 住所
- 青森県下北郡風間浦村下風呂
- 問い合わせ先
- 下風呂温泉旅館組合
- 電話番号
- 0175-35-2010
- アクセス
- ◆JR大湊線下北駅より車で約45分
◆青森空港より車で約3時間30分 - 駐車場
- あり
- ウェブサイト
- https://www.yukaimura.com/