下北半島でご当地グルメを堪能【サイクリングコース】
- 日数
- 約4時間半
- 主な交通手段
- 自転車
- シーズン
- 春・夏・秋
青森港から出航する高速船ポーラスターで下北半島へ。仏ヶ浦の絶景を眺めながら佐井港へ。まずは本州最北の町、大間をめがけてアタック。大間といえばマグロ。ご飯が見えないほど赤身が敷き詰められたマグロ丼は、定番だがやはり箸が進む。腹ごなしを兼ねて、「はまなすライン」を南下、下風呂温泉郷に入る。ここは室町時代より湯治場として親しまれてきた温泉街。300円から日帰り入浴も可能なので、疲れた脚を癒すのにもオススメ。リフレッシュしたあとは一気にゴールのむつ市街へ。ハンバーグに切れ目を入れると、とろっとチーズが流れ出す「アランドロンカレー」や、ラードで上げるジューシーな「海軍コロッケ」など隠れたグルメも楽しんで。
Course Guide
| 走行距離 | 67km
| 獲得標高 | 456m
| 最大標高差 | 97m
| 所要時間 | 約4時間30分
| コースタイプ | 片道
| スタート | 佐井港
| ゴール | 下北駅
このコースの詳細については、こちらのサイトからご確認いただけます。
佐井湊~大間
01/青森~下北半島を結ぶ高速船。乗り心地も居心地も抜群。
02/どこを切り取っても美しい下北の海岸線
03/大間と言えばマグロ。白飯が見ないほどの豪華なマグロ丼。
大間崎
本州最北端、そしてマグロ一本釣りの地
旅人なら一度は行ってみたい本州最北端の地。「ここ本州最北端の地」と刻まれた碑が建っているので、最果ての地に来た気分を味わえます。津軽海峡をはさんで、北海道の汐首崎まではわずか17.5kmの距離。天気のよい日は函館の五稜郭タワーが見えることもあります。
大間の漁師に一本釣りされた440kgのマグロをモデルにしたモニュメントは記念撮影にぴったりなスポットです。モニュメントの横には観光案内所「大間崎レストハウス」があり、「本州最北端大間崎到着証明書」を200円で発行してくれるので、旅の記念にどうぞ。
ここ大間町で水揚げされたマグロは「大間まぐろ」というブランドネームで全国に知れ渡っている最高級品。津軽海峡で豊富な餌をたっぷり食べて大間沖にやってくる秋から冬にかけての季節が旬。天然モノならではの上品な脂がのっています。一本釣りされた新鮮な一級品を本場でたっぷりと贅沢に味わってみてはいかがでしょうか。
函館へのフェリーが出ている大間ターミナルへはタクシーで10分ほど。出航前後の待ち時間に立ち寄る人も少なくありません。
下風呂温泉郷
室町時代より続く白濁の硫黄泉の名湯
下風呂温泉郷は、本州最北端下北半島の風間浦村にあります。目の前には津軽海峡が広がり、海の向こう側には北海道を望むことができます。夕方は海に沈む美しい夕日を、夜には漁船の漁火を眺めながら湯に浸かることができます。また、津軽海峡で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえるとあり、食通の観光客に人気があります。
そして、文豪・井上靖が小説『海峡』の中で、「ああ、湯が滲みて来る。」と表したほど、効き目を体感できる温泉です。100m以内に3つの異なる源泉の湯口があるのは、全国的にも珍しく、すべてが源泉掛け流し。「下風呂温泉 海峡の湯」では「大湯」「新湯」2つの系統の温泉を楽しめます。
戦前に建設が進められたものの、1943年(昭和18年)に工事中止となったまま残された「幻の大間鉄道」は、現在「鉄道アーチ橋メモリアルロード(遊歩道)」になっており、足湯(冬期間は閉鎖)が設置されています。遊歩道からは、津軽海峡を隔てて北海道恵山岬や、夏から秋にかけての夜には幻想的な漁り火を眺めることができます。