冬の味覚をめぐる下北半島ドライブコース

日数
1泊2日
主な交通手段
シーズン

大間のマグロに風間浦のアンコウ料理など、冬の下北半島には贅沢がいっぱい。

美食と名湯を満喫しませんか?

Start
1日目
新青森駅から車で約1時間40分

トラベルプラザ サンシャイン(昼食)

陸奥湾を眺めることができる場所にあるお土産屋と食堂。おみやげは横浜町にちなんだ菜の花やなまこ、ほたて関連のものを中心に、下北半島のお土産も取扱っています。食堂はホタテコロッケやなまこそば、菜の花ラーメンのほか、陸奥湾の海の幸がたっぷり入った「陸奥湾ラーメン」など、地元の特産品をふんだんに使ったメニューを楽しめます。また、ここでしか食べられない「菜の花ソフトクリーム」は、菜の花にちなんだ黄色いソフトクリームで、ほどよい甘さが人気です。

住所
上北郡横浜町字大豆田127
電話番号
0175-78-2080
車で約55分

下風呂温泉郷(夕食は風間浦鮟鱇フルコース)

室町時代より続く白濁の硫黄泉の名湯

下風呂温泉郷は、本州最北端下北半島の風間浦村にあります。目の前には津軽海峡が広がり、海の向こう側には北海道を望むことができます。夕方は海に沈む美しい夕日を、夜には漁船の漁火を眺めながら湯に浸かることができます。また、津軽海峡で水揚げされた新鮮な海の幸を味わえるとあり、食通の観光客に人気があります。


そして、文豪・井上靖が小説『海峡』の中で、「ああ、湯が滲みて来る。」と表したほど、効き目を体感できる温泉です。100m以内に3つの異なる源泉の湯口があるのは、全国的にも珍しく、すべてが源泉掛け流し。「下風呂温泉 海峡の湯」では「大湯」「新湯」2つの系統の温泉を楽しめます。


戦前に建設が進められたものの、1943年(昭和18年)に工事中止となったまま残された「幻の大間鉄道」は、現在「鉄道アーチ橋メモリアルロード(遊歩道)」になっており、足湯(冬期間は閉鎖)が設置されています。遊歩道からは、津軽海峡を隔てて北海道恵山岬や、夏から秋にかけての夜には幻想的な漁り火を眺めることができます。

住所
下北郡風間浦村下風呂
電話番号
0175-35-2010
2日目
車で約25分

大間崎(昼食)

本州最北端、そしてマグロ一本釣りの地

旅人なら一度は行ってみたい本州最北端の地。「ここ本州最北端の地」と刻まれた碑が建っているので、最果ての地に来た気分を味わえます。津軽海峡をはさんで、北海道の汐首崎まではわずか17.5kmの距離。天気のよい日は函館の五稜郭タワーが見えることもあります。


大間の漁師に一本釣りされた440kgのマグロをモデルにしたモニュメントは記念撮影にぴったりなスポットです。モニュメントの横には観光案内所「大間崎レストハウス」があり、「本州最北端大間崎到着証明書」を200円で発行してくれるので、旅の記念にどうぞ。


ここ大間町で水揚げされたマグロは「大間まぐろ」というブランドネームで全国に知れ渡っている最高級品。津軽海峡で豊富な餌をたっぷり食べて大間沖にやってくる秋から冬にかけての季節が旬。天然モノならではの上品な脂がのっています。一本釣りされた新鮮な一級品を本場でたっぷりと贅沢に味わってみてはいかがでしょうか。


函館へのフェリーが出ている大間ターミナルへはタクシーで10分ほど。出航前後の待ち時間に立ち寄る人も少なくありません。

住所
下北郡大間町大字大間平17-1
電話番号
0175-37-2111

大間まぐろ

まぐろの王様!本場の大間まぐろをたっぷりと

「大間まぐろ」は 、津軽海峡の荒波にもまれ引き締まった身と上質な脂が特徴のクロマグロ 「通称:本マグロ」のこと です。

ここ大間町で水揚げされたマグロは、甘い脂がたっぷりとのった上質な味わいで、「大間まぐろ」というブランドネームで絶賛されています。


大間まぐろが伝統の一本釣りで引き揚げられる姿は、迫力満点!昼間は一本釣りで漁をし、夜になると「延縄漁」という1本の幹縄にたくさんの枝縄(延縄)を付けて釣る方法が用いられるそうです。

マグロ漁は例年8月頃から1月くらいまで。水温が低くなる秋から冬にかけてが、マグロ漁の旬と言われています。この時期に獲れるマグロは大型のものが多く上質な脂がのっています。


そして、毎年年始めに行われるマグロの初競りでは、津軽海峡の黒いダイヤモンドとも呼ばれるほど高値がつくこともあります。2013年には築地市場で222kgで1億5,540万円、2019年の豊洲市場では、278kgで史上最高値となる3億3,360万円を記録しました。

そんな最高級品の大間まぐろですが、大間町では手軽な価格で、とろけるような極上の味わいの大間まぐろに出会えます。ぜひたっぷりと堪能してください。

※マグロ漁の時期は8月~1月ですので、各店のマグロ在庫状況については直接店舗にお問い合わせください。

住所
下北郡大間町
電話番号
0175-37-2111
車で約1時間

ミルク工房 ボン・サーブ

牛にストレスを感じさせない「フリーストール牛舎(放し飼い牛舎)」で飼育された牛から取れた新鮮な牛乳を美味しい牛乳・ヨーグルト・アイスクリームにして販売しています。


住所
むつ市田名部字内田42-606
電話番号
0175-28-2888
営業時間
10:00~17:00
休業日
火曜日(冬期間12月~3月まで)
車で約1時間30分

ほたて広場

栄養満点、旨みたっぷりの青森のほたてを堪能しよう

日本一の養殖ほたての生産量を誇る平内町。ほたての町として有名な平内町にほたて広場はあります。むつ湾を取り囲む緑豊かな山々から流れる水により、多くの栄養分を与えられた旨みたっぷりの青森ほたて。そのほたてを中心に国内有数の水産県・青森を味わって、見て、学べる施設です。


入り口を入ってすぐに、むつ湾の珍しいお魚たちがお出迎え。水族館でもなかなか見られないお魚たちが元気に泳ぎ子供たちにも大人気です。

1Fは販売スペースになっており、鮮度抜群、イキのいいほたてやむつ湾産鮮魚などがたくさんあり、他にも平内町で採れた山菜や、朝どりした野菜、くだものも買うことができます。また水産加工品コーナーには、青森の新鮮な魚介をつかった加工品がズラリと揃いお土産にもよさそう。


2Fには平内町やほたてを学べる展示スペースが。ほたての大型模型やほたて貝の養殖施設の模型、むつ湾や青森ほたての歴史についての展示、ディスプレイでほたての漁業映像などを見ることができます。


おなかがすいたら、敷地内にある「ひらないまるごとグルメ館」へ。ホタテ料理専門のレストラン「ホタテ一番」では平内ホタテ活御膳はじめ、ほたてを使ったさまざまなご当地料理を堪能できます。

屋外には子供が遊べる遊具や広々とした芝生広場があり、1日中のんびり過ごせる空間が広がっています。


そしてぜひ食べてみたい、生乳にほたてエキスをブレンドした「ほたてソフトクリーム」。ほたての塩味と甘みがベストマッチの逸品です。ここでしか味わえないご当地ソフトもぜひお楽しみください。

住所
東津軽郡平内町大字土屋字鍵懸56
電話番号
017-752-3220
営業時間
9:00~17:00
休業日
毎週水曜日、12月31日~1月2日
車で約35分、新青森駅へ
Goal

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