櫛引八幡宮
くしひきはちまんぐう
800年以上の歴史を感じる南部藩の総鎮守。国宝の鎧は必見!
南部一之宮・櫛引八幡宮は、南部氏初代光行公によって創建されたと伝えられ、800年以上の歴史をもつ由緒ある神社。南部藩の総鎮守として、古くから多くの信仰を集めています。
境内は樹齢数百年という杉木立に囲まれ、静かで荘厳な雰囲気。江戸時代前期の社殿形式を伝える貴重な遺構として、国の重要文化財に指定された本殿をはじめ、多くの貴重な建築物や装飾がみられます。
国宝館には、「菊一文字の鎧兜」として有名な国宝・赤糸威鎧(あかいとおどしよろい)や、国宝・白糸威褄取鎧(しろいとおどしつまどりよろい)をはじめとする多数の文化財が収蔵・展示されています。
また明治14年(1882年)に完成し、明治天皇の東北御巡幸行在所として用いられた八戸小学講堂が「明治記念館」として境内に移築されており、県内に現存する最古の洋風建築として知られています。