初詣で行きたい、八戸市内の開運スポットめぐり!
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八戸市にある櫛引八幡宮は、鎌倉時代より南部藩の総鎮守として多くの人々が祈りを捧げてきた由緒ある神社。国宝や重要文化財などの建物や美術工芸品が数多く所蔵されています。
境内には樹齢数百年を超える老杉が立ち並び、古来より「八幡山」と呼ばれ親しまれていたのだそう。空を突き刺すような背の高い杉によって、櫛引八幡宮が守られているかのようです。
櫛引八幡宮のご利益は勝負運、商売繁盛、縁結び。ぜひ、初詣には櫛引八幡宮へ参拝に行きましょう!
櫛引八幡宮
800年以上の歴史を感じる南部藩の総鎮守。国宝の鎧は必見!
南部一之宮・櫛引八幡宮は、南部氏初代光行公によって創建されたと伝えられ、800年以上の歴史をもつ由緒ある神社。南部藩の総鎮守として、古くから多くの信仰を集めています。
境内は樹齢数百年という杉木立に囲まれ、静かで荘厳な雰囲気。江戸時代前期の社殿形式を伝える貴重な遺構として、国の重要文化財に指定された本殿をはじめ、多くの貴重な建築物や装飾がみられます。
国宝館には、「菊一文字の鎧兜」として有名な国宝・赤糸威鎧(あかいとおどしよろい)や、国宝・白糸威褄取鎧(しろいとおどしつまどりよろい)をはじめとする多数の文化財が収蔵・展示されています。
また明治14年(1882年)に完成し、明治天皇の東北御巡幸行在所として用いられた八戸小学講堂が「明治記念館」として境内に移築されており、県内に現存する最古の洋風建築として知られています。
八戸前沖さば
”脂ノリ日本一”とろける美味さ、極上のサバ
「八戸前沖さば」とは協議会が認定した期間に八戸前沖で漁獲し、八戸港に水揚げされたさばのことです。日本最北のサバの漁場である八戸前沖では、秋になると急激に下がる海水温と豊富な餌でおいしさの決め手となるEPA・DHAという不飽和脂肪酸を含む粗脂肪分を蓄え、日本一脂ののった美味しいサバが水揚げされます。
八戸に訪れた際にはおすすめなのが「八戸銀サバトロづけ丼」。東京ドームで毎年1月に行われる「全国ご当地どんぶり選手権」で2年連続でグランプリ受賞、殿堂入りを果たした実力のある丼です。脂のりの良いとろっとした沖さばの旨味とタレのコンビネーションで、ご飯がどんどん進みます。さらに、だし汁をかけて、お茶漬けにしていただくこともできます。
蕪島
ウミネコが舞うパワースポット
種差海岸の最北に位置し、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)。トリップアドバイザ―のエクセレンス認証も受けている人気スポットです。もともとは完全な離島でしたが、昭和17年(1942年)には旧日本軍により埋め立て工事が行われ、現在のような陸続きの形になりました。
ここはウミネコの繁殖の様子を間近で観察することができる国内唯一の場所。毎年3月上旬頃になるとウミネコが飛来。4月頃に産卵をはじめ、6月頃にはヒナがかえります。その数は3~4万羽にのぼり、島がウミネコに覆いつくされるほど。頂に鎮座する「蕪嶋神社」は「蕪」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の「株」が上がるご利益があると言われています。
5月中旬には島に菜の花が咲き乱れます。菜の花の黄色、蕪嶋神社の鳥居の赤、白いウミネコと青空のコントラストが美しい光景を見ることができます。
蕪島やウミネコを大きな窓越しに観察できる「八戸市蕪島休憩所」や、バーベキューもできる「蕪島プロムナード公園」、海の魅力をたっぷり伝える「水産科学館マリエント」も徒歩圏内です。ぜひ足を運んでみてください。