卯年必見!干支を祀る神社で開運祈願♪
- 日数
- 1日
- 主な交通手段
- 徒歩・バス
- シーズン
- 冬
津軽地方では、江戸時代から自分の生まれた年の干支を守り神として信仰する風習があり、初詣や人生の節目には自分の干支を祀った神社やお寺などのご本尊をお参りするのだそうです。「津軽一代様」と呼ばれる、それぞれの干支の守り本尊にぜひお越しください。
このコースでは、卯(うさぎ)を祀る神社を紹介します。
「戸田うちわ餅店」で名物「うちわ餅」を食べよう!
とろ~りモチモチ!秘伝の胡麻ダレに浸かる餅
「戸田うちわ餅店」は、100年以上続く老舗餅店。
地元弘前では知らない人はいないほどの有名店で、開店前から店の前には行列ができ、売り切れ次第閉店してしまいます。
名物は店名にもある「うちわ餅」で、平べったい薄切り状の餅に串が刺さっている見た目がうちわにみえることから、「うちわ餅」と呼ばれてます。
時代を感じさせる店内。串餅の味はごまだれとくろみつだれの2種類です。注文すると、その場でたっぷりのたれをつけてくれます。餅もたれも、その日の朝にその日売り切る分だけ仕込んでいて、添加物も一切不使用です。お皿に残ったたれまで食べたくなるような、ずっと食べていたくなるようなうちわ餅。一度行ったら、もうやみつきです。
卯(うさぎ)を祀る最勝院
品格ただよう東北一の美塔
東北随一の美塔とも讃えられる国指定重要文化財の五重塔で有名な最勝院 。ご本尊の文殊菩薩は古くから干支の「卯(うさぎ)」年生まれの一代様として親しまれてきました。寺院の門にはかわいらしい卯の像がお出迎え。本殿近くにも、よく見ると卯がモチーフになったものが置かれているので探してみてくださいね。
「最も勝つ」と記す最勝院では、必勝のお守りなども人気があり、文殊菩薩が学業に御利益があると言われることから、修学旅行生や受験生が合格祈願に訪れます。最勝院の主なご利益は『合格祈願』なのだそうです。
弘前弘南バス土手町循環100円バス「文化センター前」で下車
弘前公園/弘前城
桜も紅葉も雪にも映える東北唯一の現存天守
弘前公園の中にある弘前城は、現存する日本最北端の天守で、国の重要文化財にも指定されています。天守閣もさることながら、園内の門、橋、濠は歴史的な情緒に溢れています。これだけ大規模な城郭が当時の姿を留めつつ公園として開放されている例は、全国的にも希少です。
天守閣、5棟の城門・3棟の櫓は必見。下乗橋から見る天守も、朱塗りの欄干に天守閣が映える絶好の写真撮影スポットです。天守の三層目の屋根にある鯱(魚で頭部は虎)にもご注目。園内は広いので「観光人力車」に乗って様々な景色を優雅に楽しむのもおすすめです。
弘前公園の桜は、1715年に津軽藩士が25本の桜を京都から取り寄せたといわれ、現在は約50種類、2600本程の桜が植えられています。例年、4月下旬~5月上旬に開催される「弘前さくらまつり」には国内外から約200万人が訪れます。満開のピークを迎え桜が散り始めると、外濠では水面を桜の花びらが埋め尽くす「花筏(はないかだ)」が見られます。ピンク色の絨毯を敷いたような光景はまさに絶景です。
春だけではなく、秋には「弘前城菊と紅葉まつり」が、冬には「弘前城雪燈籠まつり」が開催されます。木々が鮮やかに染まり、豪華絢爛な菊人形が並ぶ秋。雪化粧した気品ある天守閣と、灯りがともされたミニカマクラ群が幻想的な冬。季節ごとの美しさが楽しめます。
冬にはさらに「冬に咲くさくらライトアップ」のイベントも。弘前公園の外濠に立ち並ぶ桜の木がライトアップされ、雪が降り積もった枝がピンクに染め上げられた光景は、まるで桜の花が咲いているよう。
公園付近には、「津軽藩ねぷた村」や、洋館と日本庭園が素敵な「藤田記念庭園」、有形文化財に作られたレトロな佇まいの「スターバックス コーヒー 弘前公園前店」などが徒歩圏内にありますので、ぜひ一緒に訪れてみてください。