青森のジャンボグルメ図鑑
〜見て楽しい、食べてびっくり〜
大きさ以上の楽しさが詰まった、地元愛あふれる「ジャンボ」な一品たち

青森には、見た目も味も大満足の“ジャンボ”グルメがあります。
思わず写真に収めたくなる迫力のサイズ、どこから食べようか迷うワクワク感、そして作り手の遊び心とやさしさ──。
今回は、そんな“でっかい愛”が詰まったジャンボグルメを県内各地から集めました。
おなかも心もいっぱいになる、とっておきの一品に出会いに行きませんか?
町のコンビニに潜む、巨大ハンバーガー
青森県民にはおなじみのローカルコンビニ「オレンジハート」。
六戸バイパス店では、店内の大きなオーブンで焼き上げる“手のひらを超える”ジャンボハンバーガーに出会えます。
なかでも人気は、迫力満点の「メガMAXチーズハンバーグ」。
ほかにもコロッケやエビカツを挟んだボリュームバーガーがあり、どれも好評です。
年齢を問わず地元のおじいちゃんおばあちゃんから若い世代まで幅広く人気があり、観光客が記念に写真を撮る姿もよく見られるそうです。
店内のオーブンで焼き上げたバンズは、ふんわりもちもちとした食感で弾力も満点。
その間には、なんと大きなハンバーグが3枚もサンドされています。
総重量は約1.2kg。バンズからあふれんばかりに野菜とマヨネーズが端までぎっしり詰め込まれており、見た目にも迫力があります。
通常サイズのチーズバーガーと並べると、その圧倒的な大きさに思わず驚いてしまうほどです。
もともとは4人分を想定して作られており、食べごたえは抜群。
味わいだけでなく“映える一品”としても人気を集めています。
ハンバーガー以外のジャンボグルメも楽しめます。
お店の奥に進むと、ごろっと大きなおにぎりが並んでいるのが目に入ります。
商品名に「J」と付いているものは、その名の通り「ジャンボサイズ」。
具材が二つ分入っているので、友達や家族とシェアして楽しむのもよし、ひとりで思いっきり味わうのもおすすめです。
旅人メモ:オレンジハート 六戸バイパス店

夏限定の「牛すじミニカレー」やSNSで話題になったユニークな「何も入ってません」クレープも人気です。
ドライブがてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【基本情報】
青森県上北郡六戸町犬落瀬森田87
問い合わせ先:0176-55-5311
営業時間:6:00~19:00
休業日:無し
驚きの大きさ!「鶴の里あるじゃ」のシュークリーム
青森県のJR五能線「鶴泊駅」から徒歩5分の場所にある道の駅「鶴の里あるじゃ」。
ここには「びっくりパン」と呼ばれるユニークな巨大パンシリーズが並んでいます。
中でも特に人気なのが、ジャンボサイズのシュークリーム。
手のひらを超える大きさで、クリームがぎっしり詰まっており、初めて見る人は思わず驚いてしまうほどです。
カットすると、シュークリームの中にはクリームがぎっしり詰まっており、シュー生地はサクサク。
大きさだけでなく、味の満足度も抜群です。
手のひらより大きなあんぱんも並んでおり、見た目のインパクトは抜群。
ドーナツは通常サイズも販売されているので、ジャンボと比べて二つ購入してみるのも楽しみ方のひとつです。
最初は面白半分で始まったというジャンボシリーズ。
当初は4種類のパンからスタートしましたが、今では10種類以上のジャンボパンが楽しめるようになりました。
旅人メモ:道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」

人気のため、週末のお昼頃には売り切れてしまうことも。
確実に手に入れたいなら、平日午後の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
【基本情報】
青森県北津軽郡鶴田町大字境字里見176-1
問い合わせ先:0173-22-5656
営業時間:9:00〜17:00
休業日:1月1日
実はこんな意味が!津軽弁で「ジャンボ」とは…
実は津軽弁で「ジャンボ」と言うと、“髪の毛”を意味するんです。
その由来は明治時代までさかのぼります。
髷(まげ)を切った髪型を「ザンギリ頭」、それを坊主にした髪型を「ザンギリ坊主」と呼んでいました。
この「ザンギリ」の“ザン”と「坊主」の“ボ”が合わさって「ザンボ」に。
さらに津軽訛りの影響で「ジャンボ」へと変化し、やがて髪の毛全体を指す言葉になったのだそうです。
この津軽弁「ジャンボ」をモチーフにした缶バッジが、青森県観光物産館アスパム内のショップ「地場セレクト」で販売されています。
バッジには「ジャンボ」以外にもさまざまな津軽弁がデザインされていて、ちょっと自虐的なフレーズも混ざっているのがユニークなところ。
修学旅行生のまとめ買いも多く、観光客はもちろん地元の人にも大人気です。
津軽弁グッズのほかにも、リンゴや青森の形をした「推し色マーカー」など、青森ならではのお土産がそろっています。
旅行の記念にぴったりですよ。
旅人メモ:青森県地場セレクト
おなかも心も満たしてくれる、青森ならではの“ジャンボ”グルメとユニークな津軽弁をご紹介しました。
大きさに驚き、味に感動し、言葉の面白さにクスッと笑える。
旅の思い出に、ぜひ“ジャンボな青森”を体感してみてください。



















