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酒処青森で酒造・酒蔵を巡る

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酒処青森で酒造・酒蔵を巡る

青森県では、その土地の特性を活かしてさまざまな農産物が栽培されています。

農産物を無駄なく使い切るために始まった酒造りは、古くから地域に根付く文化のひとつ。日本酒、焼酎、シードル、さらにはワインやクラフトビールなど、県内各地で多種多様なお酒が造られ、青森をめぐる旅と食事に華を添えてくれます。


この記事では、それぞれの土地で生まれたお酒と酒蔵をご案内します。

土地の魅力がぎゅっと詰まったお酒の世界へようこそ。


日本酒:八戸酒類五戸工場「如空」

日本酒「八鶴」「如空」を製造・販売している八戸酒類株式会社。

五戸工場では、蔵の横を流れる五戸川に通じる、地下80メートルから汲み上げた地下水(湧き水)を使って「如空」を仕込んでいます。口当たりがやわらかな軟水のため、仕上がったお酒も身体に染み込んでいくようなやわらかさ。それだけではなく、青森県の酒造好適米「華想い」「華吹雪」などの県産米のふくよかな旨みも感じられる日本酒です。


自慢の湧き水と自然の寒さを利用して造る「如空」は、まさにこの土地だからこそ生まれた逸品です。

日本酒はそれぞれの地域の気候風土、食文化、酒蔵の想いによってお酒の味が変わるのが魅力のひとつ。その土地の食べ物と一緒に食べることで、より旨みが広がるでしょう。


八戸酒類五戸工場

長いも焼酎:六趣醸造工房「本格焼酎 六趣」

六趣醸造工房は、長いも焼酎「六趣」を醸造している六ケ所村の工房です。

青森県は日本一の長いも生産地。売り物にならない規格外の長いもを無駄なく活用できる村の特産品を作ろうと挑戦したのが、全国的にも珍しい長いもの焼酎でした。


長いもはほかの芋焼酎の原料となるイモに比べて甘み(でんぷん)が少ないため、春から秋の温かい時期に仕込んで発酵を進める必要があるのだそう。蒸した長いもに麦麹を加えて発酵させ、もろみを蒸留し、樽で熟成させて造る「六趣レギュラー」は、すっきりとさわやかな飲み口ながら、長いもの存在感を感じさせてくれる本格焼酎です。


「六趣レギュラー」のほかにも、アルコール度数の高い「六趣スペシャル」、常圧蒸留という方法で抽出し、原酒を長期貯蔵した「六趣五年」など、それぞれに長いもの甘みや奥行きを感じられます。


工房見学コーナーでは、蒸留や瓶詰め等の工程がガラス越しに見学でき、試飲コーナーでは六趣レギュラーの試飲も可能です。市場に出回らず、六ヶ所村内のお店と青森県内のほんの一部の土産店でしか取り扱いされていないため、幻の焼酎と言われる「六趣」。

見かけたら即買いをおすすめします!


六趣醸造工房

ワイン:サンマモルワイナリー「下北ワイン」

むつ市にあるサンマモルワイナリーは、下北連山の裾野に広がる自社ぶどう畑から収穫されるぶどうを原料にワインを醸造している、本州最北のワイナリーです。むつ市はワイン大国フランスの三大名醸地のひとつであるブルゴーニュ地方と類似した気候で、「ワインベルト(北緯30~50度)」の条件にも当てはまるそうです。


見渡す限りのぶどう畑は、日本ではなかなか見られない素敵な風景。ワイン用のブドウ5品種は、下北の豊かな自然のなかで農薬や化学肥料の使用を抑えて栽培されています。


サンマモルワイナリーは、日本ワイナリーアワードで3年連続3つ星を受賞している東北屈指のワイナリー。国産ワインのコンテストでも何度も受賞しています。ワイナリー直売所では、下北ワインを始め、なかなか手に入らないヴィンテージもののワインなども販売しています。北の大地で丁寧に造られたワインをぜひご堪能ください。


サンマモルワイナリー

クラフトビール:Be Easy Brewing「青森エール/デービズ ペールエール」

醸造したばかりの新鮮なビールを気軽に味わえるのが、弘前市にあるタップルーム「ギャレスのアジト」です。建物の1階にあるクラフトビール工房「Be Easy Brewing」でオリジナルのクラフトビールを仕込み、2階のタップルーム「ギャレスのアジト」では食事と一緒にビールを味わえます。


カウンターの奥にはビールの注ぎ口「タップ」が12口並び、定番の「青森エール」「デビーズ ペールエール」を始めとするさまざまなビールを試すことができます。ビールに使われるフレーバーは、青森県産の玄米や、宇治抹茶、沖縄黒糖、世界各国のフルーツ、蜂蜜、ハーブ、スパイスなど様々あります。時期によってどんなフレーバーのビールを仕込むか変わるため、いつ来ても新しいビールを試せるのがギャレスのアジトの魅力です。


なかでも「青森エール」は青森県内限定の地ビールで、クラフトビールが初めての方でもゴクゴクと飲みやすい味わい。「デビーズ ペールエール」はギャレスのアジトで人気ナンバーワンのビールで、決め細やかな泡立ちと心地よい苦味が特長的な飲み口です。


青森県産ポークを腸詰めするところから作る「3種類の自家製ソーセージ」は、スパイシーでビールにぴったり。ビール缶におすすめの食べ合わせが書いてあるので、ビールとのマリアージュを楽しめます。


Be Easy Brewing/ギャレスのアジト

アップルブランデー:モホドリ蒸溜研究所「LOVE VADOS」

2021年10月にオープンしたモホドリ蒸溜研究所は、五所川原市近郊の加工用りんごを原料として、りんごのブランデーを製造しています。直営店にブランデー工場が併設されていて、蒸留設備やアップルブランデーができるまでの作業工程をガラス越しに見学できます。


「LOVE VADOS」は、津軽で育ったりんご、世界遺産白神山地で採取された酵母、岩木山の麓の天然水で作った100%青森県産のアップルブランデー。一般的なブランデーというと琥珀色に色づいたイメージがありますが、「LOVE VADOS」は爽やかで甘い香りをより強く引き出すために樽で熟成させていないホワイトブランデーなので、くせのない爽やかさが魅力です。


ドリンクカウンターではアップルブランデー「LOVE VADOS」の試飲ができます。お酒が飲めない方でも楽しめるよう、りんごジュースなどのソフトドリンクやコーヒーも提供していますよ。


モホドリ蒸溜研究所



至福の時間をより豊かにする、青森ならではのお酒をご紹介しました。

食の宝庫でもある青森県。旅先では、これらのお酒と最高に相性がいいその地ならではの食事が楽しめます。お酒と食のペアリングもぜひ楽しんでみてくださいね。


  • 地酒「如空」(八戸酒類五戸工場)
  • 六趣(六趣醸造工房)
  • 下北ワイン(サンマモルワイナリー)
  • 青森エール(Be Easy Brewing/ギャレスのアジト)
  • LOVE VADOS(モホドリ蒸溜研究所)

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