青森駅前&ベイエリアを散策!魅力たっぷりの観光スポット巡り
青森駅周辺のベイエリアには、バラエティに富んだ観光スポットが集まっています。周辺を歩き、陸奥湾の風を感じながら、青森のグルメやショッピング、歴史や文化を楽しんでみましょう。
青森駅から徒歩3分!歩いて巡れる観光スポットが盛りだくさん
青森駅から海手に向かって少しだけ歩くと、オブジェのような四角い建物「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が見えてきます。名前の通り、青森県を代表する祭り「青森ねぶた祭」の山車が通年で展示されている施設で、1年中青森ねぶた祭を体感できるんです。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」のすぐ横には2021年にオープンした「あおもり駅前ビーチ」、さらにその隣には、三角屋根が連なる「A-factory」があります。
A-factoryには青森県産の食材を使用した加工品や土産品がたっぷり。シードル工房が併設されていて、シードルを作る行程をガラス越しに見ることができ、製造されたシードルの試飲や購入が可能です。店内には飲食店も並んでいて、イートインスペースでは海を見ながらゆったりと食事や軽食が楽しめますよ。夏はビーチ横のテラス席もおすすめです。
A-factory前にあるウッドデッキを海側に歩き進めると、左手に黄色と白の大きな船「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」が係留しています。1988年に青函トンネルが開通するまで、80年間にわたって青森港と函館港をつないでいた八甲田丸。貨物車両を搭載できる「車両甲板」がある珍しい船を就航当時の状態のまま係留保存した施設で、地下1階から地上4階まで全長132メートルある船内を自由に見学できますよ。青森市が港として発展してきたその片鱗を感じることができるスポットです。
青森のランドマーク「青森県観光物産館アスパム」
八甲田丸からアスパム、青い海公園と続く歩行者専用橋「青森ラブリッジ」は、景色も良くお散歩にぴったりのコース。海上に架かるウッドデッキを歩くと、目の前に陸奥湾、見上げると迫力ある「青森ベイブリッジ」が見え、おだやかな青森市の海風を感じられます。
八甲田丸から青森市のランドマーク「青森県観光物産館アスパム」までは、徒歩10分ほど。正三角形のかたちが特徴的な建物です。
アスパムは青森県内の観光情報の拠点であり、郷土の味覚や土産品も充実した複合施設。1階にお土産コーナー、2階には青森の四季と祭りを体感できる3D映像シアター、13階には展望台があります。毎年5月~8月頭まではアスパム裏にねぶた小屋が建ち、青森ねぶた祭の拠点でもあるんです。
1階にある「青森県地場セレクト」では、金魚ねぶたや干支ねぷたをはじめ、ここでしか手に入らない郷土雑貨やうつわなどを販売するほか、県産食材を使った土産品やご当地パンなどがズラリと並んでいて、青森ファンにはたまらないセレクトショップです。
13階にある展望台では、地上51mの高さから、下北・津軽・夏泊の各半島やむつ湾、八甲田山、岩木山など、青森市街の景観を360度ぐるりと眺望できます。ステンドグラス風ねぶた絵で描かれた3つの青森の港の風景も見どころです。
港町である青森市の歴史と文化を感じられる、ベイエリアの観光スポット。ぜひ散策して青森市ならではの魅力を感じてみてくださいね。