青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

せいかんれんらくせんメモリアルシップ はっこうだまる

「海の街」青森を象徴する黄色い雄姿

青函トンネルが開業した現在、本州と北海道は新幹線でも行き来ができますが、青函連絡船での海路しかない時代も長い間ありました。1908年から1988年までの80年間、青森と函館を結ぶ連絡船として多くの乗客と貨物を運んだ八甲田丸を、青函連絡船廃止後に「海の街」青森の記念碑として就航当時の状態で係留・保存したのが「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」。今では歴史を感じさせてくれる貴重なスポットとなり、その明るい黄色の船体は多くの市民に親しまれています。


まずは2階の入り口から中へ。インフォメーションで観覧券の購入をし、3階の遊歩甲板へあがると、昭和30年代(1955年~)の青森駅前をジオラマで再現した青函ワールドや青函連絡船80年にわたる航跡の記録などをテーマにしたシアターとなっており、連絡船などの模型や豊富な資料が展示されています。


4階は航海甲板。煙突展望台は、八甲田丸の中で1番見晴らしがよく、視界360度のパノラマを堪能することができます。冬期間と悪天候時は閉鎖しているのでご注意を。操舵室があるのもこのフロア。


ここからはエレベーターで1階の車両甲板へ。世界的にも珍しい鉄道車両を輸送するためのスペースで、郵便車両など本物を当時のままで展示しています。最後に地下1階のエンジンルームを見て、2階の出口に上がるのが順路となっています。



施設内容

◆ 地下1階

エンジンルーム(単動4サイクルトランクピストン排気ターボつきディーゼルエンジン1600馬力8基)

◆ 1階

車両甲板(世界的にも珍しい鉄道車両を輸送するためのスペース。郵便車両など本物を当時のままで展示)

◆ 2階

多目的ホール(就航当時は紱毯があったスペース。会議、展示会などに利用)

◆ 3階

青函ワールド、青函連絡船・青函ワールドシアター、青函鉄道連絡船記念館(昭和30年代の青森駅前をジオラマで再現した青函ワールドや青函連絡船80年にわたる航跡の記録などをテーマにしたシアター。連絡船などの模型や豊富な資料を展示)

◆ 4階

煙突展望台(八甲田丸の中で1番見晴らしがよく、視界360度のパノラマは圧巻(※冬期間閉鎖))


◆備考

青函連絡船運行期間:1908年(明治41年)3月7日~1988年(昭和63年)3月13日

青函連絡船記念館開:1990年(平成2年)7月16日

青函連絡船時代の八甲田丸主要データ:

全長132.0m、全幅17.9m、速力18.2ノット、総トン数5,382.65トン、旅客定員1,286名、積載車両ワム48、両航送自動車12台

基本情報

住所
青森県青森市柳川1丁目112-15
電話番号
017-735-8150
営業時間
◆4月1日~10月31日まで
9:00~19:00(入館受付は18:00まで)
◆11月1日~3月31日まで
9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
休業日
◆11月1日~3月31日までの期間は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
◆年末年始(12月31日、1月1日)
◆3月第2週の月曜日から金曜日まで
料金
大人510円
中高生310円
小学生110円
※団体割引あり
※近隣施設との共通券あり
アクセス
◆青森駅から徒歩約5分
◆JR新青森駅から車で約20分
◆東北自動車道「青森中央IC」から車で約20分
駐車場
◆乗用車:約20台
◆大型バス:約3台
ウェブサイト
公式サイトトリップアドバイザー

このスポットに行くモデルコース

津軽半島ぐるっと一周コース
津軽半島ぐるっと一周コース
more
青森市のベイエリアを彩るイルミネーション満喫コース
青森市のベイエリアを彩るイルミネーション満喫コース
more

このスポットの近くには、
こんなスポットがあります

AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024
AOMORI NEBUCO FESTIVAL 2024
more
エーファクトリー(A-FACTORY)
エーファクトリー(A-FACTORY)
more
ねぶたの家 ワ・ラッセ
ねぶたの家 ワ・ラッセ
more
あおもり灯りと紙のページェント
あおもり灯りと紙のページェント
more

青森県の体験を予約する

タクシープラン・
体験プランの予約
青森県観光国際交流機構提供
more
体験プランの予約
じゃらん提供
more
ページトップへ