種差海岸
たねさしかいがん
天然芝生の美しい海岸線を、海風を感じながら散策しよう
種差海岸は、国の名勝地に指定されている三陸復興国立公園内にあります。650種を超える植物が自生し、多種多様な植物を観賞できる日本でも珍しい場所。海沿いの遊歩道を散策すると、多彩な花々、緑々しい天然芝生、奇岩怪石、樹齢100年もの松林、可愛らしいウミネコなど、変化に富んだ自然美が眼前に広がります。草花が美しい5月~10月がベストシーズン。
長い海岸線は、4つのエリアに分けることができます。一番北側は「蕪島エリア」。例年3月~8月には、たくさんのウミネコが飛来し、子育てをします。漁場を教えてくれるということで、蕪島の頂に鎮座する「蕪嶋神社」の弁財天の使いとして地元の人々から大切にされてきました。
南下すると「葦毛崎展望台・大須賀海岸エリア」があります。ここでは、白亜の美しい灯台「鮫角灯台」や、古城のような趣の「葦毛崎展望台」、6月中旬~7月中旬頃に色とりどりの花々が咲き誇る「中須賀の岩礁地帯」、踏みしめるとキュッキュッと音が鳴る鳴砂が特徴的な「大須賀海岸」を散策できます。
続く「種差天然芝生地エリア」では、樹齢100年もの松林「淀の松原」や、海鵜のフンによる白さが特徴の「白岩」、そして種差海岸を代表する景勝地「種差天然芝生地」があります。波打ち際まで天然芝生が広がった、青と緑のコントラストは絶景!
一番南にある「大久喜エリア」では、昔の漁師の暮らしに想いを馳せることができる茅葺き屋根の「浜小屋」があります。また、東日本大震災の津波で鳥居の一部がアメリカ西海岸に漂着し、その後返還・修復されたことが話題となった巌島神社(弁天島)もあります。
散策に便利なワンコインバス「うみねこ号」も運行していますので、短時間で周遊したい方はぜひご利用ください。
基本情報
- 住所
- 青森県八戸市鮫町棚久保
- 問い合わせ先
- 八戸市観光課
- 電話番号
- 0178-46-4040
- アクセス
- ◆八戸駅からJR八戸線で約30分の種差海岸駅下車、徒歩約3分
◆八戸・久慈自動車道「種差海岸階上岳IC」から約10分 - ウェブサイト
- 種差海岸インフォメーションセンターFacebook口コミを見る (TripAdvisor)