龍馬山 義経寺
りゅうばざん ぎけいじ
~義経伝説のロマン秘め 津軽海峡を見おろす寺~
源義経は奥州平泉の衣川で自刃したといわれていますが、源頼朝に追われ、龍飛崎まで逃げて荒れ狂う海を前に観音像に祈ると、3頭の龍馬が現れ、海峡を渡ることができたという伝説が残る寺であります。ここには義経が祈りを捧げたという観音像が安置されています。義経が海を渡った500年後、厩石を訪れた円空は、義経の守り神だった観音様が岩の上で光っているのを見つけます。そこで流木で仏像を彫りその中に観音像を納め、小さなお堂を建てて祀りました。そのお堂が龍馬山 義経寺となり、円空仏は1963年(昭和38年)に青森県重要文化財の指定を受けています。また、浄土宗津軽33観音霊場第19番札所となっており、県内では数少ない神仏混交で山門から本堂の間に観音堂、弁天堂、金比羅、堂阿弥陀堂が並んでいます。
基本情報
- 住所
- 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩家ノ上76
- 問い合わせ先
- 龍馬山義経寺
- 電話番号
- 0174-37-2045
- アクセス
- JR津軽線三厩駅よりバス約10分
- 駐車場
- あり