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見て、触れて感じる、青森芸術の旅

青森ならではの体験で思い出をつくろう

見て、触れて感じる、青森芸術の旅

出会いと別れの季節。

卒業旅行や長期休みの旅行など、友達と旅に出かける人も多いのではないでしょうか。


せっかく旅行に行くなら、何か特別な体験がしたいもの。

そんな方におすすめなのが、見て、触れて感じる、青森芸術旅。

今回は、青森の芸術を通して感じる、青森ならではの体験ルートをご紹介します。

自分だけのオリジナル海鮮丼を作ろう

青森に到着したら、まずは青森の海鮮を堪能しに「青森魚菜センター」へ。

新青森駅からはJR奥羽本線で青森駅へ。青森駅からは歩いて5分ほどで着きます。


こちらで楽しめるのが「青森のっけ丼」。

市場のお店に並ぶ青森ならではの具材を、自分の好きなもの・好きな分だけ選び、あたたかなごはんにのせて食べるどんぶりです。

まずは、チケット販売所で「のっけ丼商品券」を購入。

その後指定されたお店でごはんを買い、いよいよのっけ丼づくりがスタートします。

市場には目を引く具材がたくさん。

どんな丼ぶりにしようか、手持ちのチケットと相談しながらお店をまわります。

「生もの以外も食べたい!」そんな方におすすめなのが、山田惣菜。

おふくろの味として親しまれているこちらのお店でも、のっけ丼商品券の使用が可能。

現金で購入できるお惣菜もあるので、気になるものはぜひ買ってみてください。

完成したのっけ丼がこちら。今回は王道の海鮮丼を目指し、青森県産を中心に選びました。

最初真っ白だったどんぶりが徐々に鮮やかになっていく様子にわくわくが止まりませんでした。


付け合わせには、みそ汁とお惣菜。

みそ汁はお店ごとに具材が違うので、お好きな具材を選んでみてください。


青森魚菜センターについてはこちら

こぎん刺し製作体験で青森の伝統工芸品にふれよう

のっけ丼を楽しんだ後は、青森県観光物産館アスパムへ。

青森魚菜センターから歩いて10分ほどで到着。正三角形の建物が目印です。

こちらで体験するのが、青森県の伝統工芸品である「こぎん刺し」です。

こぎん刺しは、藩政時代津軽地方の農民の仕事着であり普段着。

冬の長い雪の生活に閉ざされた津軽の農民が、限られた資材と厳しい社会制約の中で保温と補強の目的で作り出した、農民の知恵の結晶です。

幾何学的な美しい模様は、基本の模様だけでも30あまりあります。

麻の手織り時に白の木綿糸で刺していくこぎん刺しは、着古したら藍色で染め、糸がほどけてきたら二重で刺すなど、大事に大事に使われています。


アスパムでは、前田セツこぎん研究会による体験ができます。

古作こぎんに携わった前田セツ氏から受け継いだ、伝統的なこぎん刺しです。


体験メニューは、しおりとコースターの2種類。

どちらも、まず先生が半分まで刺しながら説明してくれます。


半分から下はいよいよ自分で挑戦。

目数を数えながら、ひとつひとつ丁寧に刺していきます。

途中でわからなくなったり失敗しても大丈夫。先生がやさしく教えてくれるので、安心して刺していきましょう。


図案と布を見比べながら黙々と刺していく時間は、日常の忙しさを忘れられる贅沢なひとときでした。

完成した作品は、そのまま持ち帰りが可能。

コースターを体験した方には自宅用に布・針・糸がついてくるので、ホテルやご自宅でも挑戦してみてください。



【前田セツこぎん研究会 こぎん刺し体験】

●体験時間
10:00~15:00(体験受付終了14:00)
●体験料
しおり900円、コースター1,300円
●体験所要時間
2時間以内

※事前にお問い合わせいただくとスムーズです(お問い合わせ 017-735-5311 ※アスパム代表電話)



旅人メモ:あおもり北のまほろば歴史館

体験でこぎん刺しに興味をもった方におすすめなのが、あおもり北のまほろば歴史館。

青森市を中心とした郷土の歴史や民俗を紹介するこちらの施設では、「青森の刺しこ着」などを展示する「着物の世界」コーナーがあります。

製作体験をした津軽こぎん刺しだけでなく、南部菱刺し、裂織、つづれ刺しなど、青森の刺しこの魅力をぜひ感じてみてください。

りんごづくしのおやつタイム

体験の後は、りんごのスイーツでちょっとひとやすみ。

1階へ降りて、アップルパイとりんごジュースをいただきます。

正面玄関すぐそばにある、スイーツファクトリーpam pam(パムパム)はアップルパイのお店。

館内にただよう美味しそうなバターのにおいに、みなさん足を止めていました。


こちらでは、3種類のアップルパイを提供しています。

どの商品もシナモン不使用なので、シナモンが苦手な方でも安心です。


一番人気は、青森県産紅玉りんごを使用した「パムパムアップル」。

ハートの見た目がかわいいアップルパイで、焼きりんご風にりんごがのっています。



アップルパイを買った後は、向かいにある「JA全農あおもり」でりんごジュースを調達。

1杯100円のりんごジュースをいただきます。


紙コップで提供されているのは、『JAアオレン あおもり』という青森県産りんご果汁100%のりんごジュース。

果汁100%というだけあり、コップに顔を近づけただけでりんごの香りが感じられます。


店内には様々なりんごジュースがあるので、お気に入りの1本を見つけてみてください。



青森県立美術館で青森の芸術に触れよう

旅の最後は、青森県立美術館へ。アスパムからは、市営バスで約30分ほどです。

バスを降りて見えてくるのが、真っ白な外壁の凸凹な建築。

現代的で繊細なデザインは、隣接する「三内丸山遺跡」の発掘現場から着想を得て設計されました。

入口にはシンボルマークである青く光る木がたくさん並び、「青い木が集まって森になる」様子を描き出しています。

細部にまで意匠が凝らされており、建築美だけでも見ごたえがあります。



今回鑑賞したのは、コレクション展。

コレクション展では、棟方志功氏(青森市出身)や奈良美智氏(弘前市出身)など、青森県にゆかりのある作家の作品の通年展示のほか、会期ごとのテーマによって収蔵作品を見ることができます。

アレコホールの先にある展示室F,Gは、奈良美智氏の展示室。

コレクション展ごとに年4回入れ替えが行われるそうです。

奈良氏の作品には、中に入ったりのぞいたりして楽しむものもあり、作品を体験しながら楽しむことができます。

作品を見進めていくと、「あおもり犬」が姿を現します。

高さ約8.5メートル、横幅は約6.7メートルと非常に大きな立体作品です。


雪に囲まれたあおもり犬が見れるのは、この時期ならでは。

1月末や2月初めごろまでは雪の帽子をかぶる日もあるそうで、行く毎に新しい様子を見ることができます。




エレベーターに乗って上のフロアに行くと、青森市出身・棟方志功氏の作品が展示されています。

ここでは、2024年に閉館した棟方志功記念館で保管されていた作品も見ることができます。

棟方志功氏の作品は、年4回の展示替えで展示している作品が変わるそうで、展示替えごとに異なる作品に出会うことができます。

特に目を引くのが、「追開棟方板画東海道妙黛屏風」。

高さ2メートル70センチの屏風に64点の版画が貼り込まれています。その大きさに圧倒されること間違いなし。

作品一つ一つを間近で見ることができるので、全体を遠くから楽しんだ後はぜひ近くまで寄ってじっくり鑑賞してみてください。



青森県立美術館は2026年に20周年を迎えます。

開館記念に合わせたイベントや、20周年に合わせた企画展を2つ行うそうなので、ぜひそちらもご注目ください。


青森県立美術館についてはこちら 

旅人メモ:美術館鑑賞の気になること解決!

★コレクション展は年に4回の展示替えを行っています。見たい作品がある方は事前にお問い合わせするのがおすすめです。


★美術館で気をつけてほしいこと。それは、撮影禁止マーク。

 作品によって撮影のきまりが異なっているため、撮影をする際は撮影禁止マークがないか確認しながら鑑賞してみてください。


★青森県立美術館入り口には、ロッカーが設置されています。観賞前にぜひご活用ください。

芸術を通して青森の魅力を感じる旅。

友達と一緒ならより一層思い出深いものとなるはずです。

今年の休みは、青森市で見て、触れて、感じる、青森ならではの体験の旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

  • 青森魚菜センター(古川市場)
  • 前田セツこぎん研究会
  • Sweets Factory pampam
  • JA全農あおもり アグリショップ青森店
  • 青森県立美術館
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