冬の館鼻岸壁朝市を歩く

冬開催、その朝の様子を現地から

冬の館鼻岸壁朝市を歩く

まだ夜の気配が広がる早朝の八戸港。

普段は春から秋にかけて開催されている館鼻岸壁朝市が、「冬の朝市」として「八戸市第三魚市場A棟」で初めて開催されることとなりました。

寒さの厳しい季節に、港にはどんな風景が広がっているのか。その様子を現地で実際に体験してきました。

冬の朝市2026 開催概要とアクセス

「冬の朝市2026」は、1月18日から3月8日まで、毎週日曜日に開催されています。

会場は通常開催とは異なり、「八戸市第三魚市場A棟」です。


普段の開催場所を通り過ぎると、左手に案内看板が見えてくるため、車で訪れる場合はそこを左折します。

通常の会場とそれほど離れておらず、徒歩の場合もJR八戸線陸奥湊駅から約20分ほどで到着します。


夜明け前、すでに始まっている朝市

朝4時すぎに到着すると、駐車場はすでに半分ほど埋まっていました。

まだ日の出の気配すらない真っ暗な港ですが、会場へ向かう人の流れが途切れることはありません。

「八戸市第三魚市場A棟」での開催は初めてとのことで、「今日はどれくらい人が来るのだろう」と少し落ち着かない気持ちで車を降りました。




5時の時点では、長蛇の列ができている店はないものの、人気店にはすでに5人ほどの列ができていました。


6時前になると空が徐々に白みはじめ、7時頃には港全体が明るく照らされます。

それに合わせるように人出も増え、建物内は想像以上の熱気に包まれていました。




雪が少ないことで知られる八戸ですが、この日は雪が積もり、海風も相まって一段と寒く感じます。

訪れる際は、しっかりとした防寒対策が欠かせません。

冬だからこそ味わいたい、あたたかい朝市グルメ

今回の冬期開催では、屋外のキッチンカーと屋内のお店合わせて、約70店舗が出店しています。




春巻きりんごで、まずは一息

最初に立ち寄ったのは「お菓子の秋月堂」。

名物の春巻きりんごをいただきました。


春巻きりんごパリッとした硬めの春巻きの皮の中には、トロトロに温まったカスタードとりんごの果肉。

ひと口食べると、冷えた体の奥までじんわりと温まるような感覚が広がります。




行列必至の焼き小籠包

点心工房

続いては「点心工房」の焼き小籠包。

人気店のため、訪れるなら早めに並ぶのがおすすめです。



焼き小籠包

6個入りを購入。かじった瞬間、中から肉汁があふれ出します。

鉄鍋で焼かれているため底はカリカリ。

蒸し小籠包とはひと味違う食感が楽しめました。




冬にうれしい揚げたてメンチカツ

揚げ物屋さん

「揚げ物屋さん」で特におすすめなのが、短角牛メンチカツ。

サクッとした衣の中から、ジューシーな肉汁があふれ出し、まるで汁物を飲んでいるかのようです。

寒い朝にぴったりの一品でした。




行列の絶えないベーカリー

アンジェリーナ

「アンジェリーナ」も常に行列ができていました。

特にクロワッサンが人気で、家族連れが次々と購入していく姿が印象的でした。





市場なので、魚介類も売られています。

なお、建物内外に飲食スペースがあり、屋内には椅子とテーブルも用意されています。


初日限定、せんべい汁のおふるまい


初回の1月18日(日)のみ、限定でせんべい汁のふるまいが行われました。


開始5分前に並びましたが、すでに長蛇の列が。

途中で「今並んでいる方で終了です」とアナウンスが入るほどの人気ぶりでした。




せんべい汁は、煮込みすぎるとせんべいが溶けてしまいます。

この日は、一杯分ずつせんべいを割り入れてくれたため、程よくトロトロの食感を楽しめました。




きのこやにんじん、ネギなど具材もたっぷりで、ほどよい「しょっぱさ」とダシの旨みが冷えた体に染み渡ります。

ふるまいは初日のみでしたが、せんべい汁を販売している店舗もあるので、ぜひ本場の味を食べてみてはいかがでしょうか。



なお、2月15日(日)には、豚汁のふるまいが予定されています。

限定300食のため、こちらも早めに並ぶのがおすすめです。



建物内に並ぶため比較的寒さをしのげますが、足元から冷えてくるため、防寒対策は特に重要です。

観光地であり、暮らしの場でもある朝市

市場には観光客だけでなく、地元の方の姿も多く見られました。

エコバッグやクーラーボックスを手に、目当ての品を購入すると長居はせず、足早に帰っていく人たち。

その様子からは、ここが観光スポットであると同時に、日々の買い物の場として市民の暮らしに根づいていることが伝わってきます。


また、並んでいると、出店者の方が「どこから来たの?」と気さくに声をかけてくれ、寒さの中でも心が温まるひとときでした。

冬の寒さの中でも、館鼻岸壁朝市には変わらない賑わいと、港町ならではの温かさがありました。


今回の冬開催は、館鼻岸壁朝市の新しい一面に出会う機会だったように思います。

ぜひ、冬ならではの空気を感じに、冬の朝市を訪れてみてはいかがでしょうか。

旅人メモ:冬の朝市(館鼻岸壁朝市)

●開催期間:2026年1月18日〜3月8日の毎週日曜日

●開催場所:青森県八戸市 第三魚市場A棟

●時間:朝5:00〜9:00

●イベント詳細:https://minatonichiyouasaichikai.com/winter_asaichi2026/



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