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夜を照らす氷の芸術!冬の奥入瀬渓流氷瀑ツアー

光に浮かぶ氷瀑、静寂の森。寒さを忘れる感動体験

夜を照らす氷の芸術!冬の奥入瀬渓流氷瀑ツアー

冬の奥入瀬渓流にだけ現れる“氷の芸術”を巡る氷瀑ナイトツアー。ライトに浮かび上がる氷の壁や森に響く水音は、日中とはまったく違う表情を見せてくれます。

今回は、寒ささえ忘れる幻想的な体験を、参加者目線でお届けします。

滝全体が凍り付く!大迫力な奥入瀬の氷瀑を見に行こう

冬の奥入瀬渓流は、いくつもある滝や湧き水がゆっくりと時間をかけて凍り付き、氷瀑や氷柱となって冬ならではの景色が生み出されます。そんな氷の芸術が点在する奥入瀬をバスで巡る「冬の奥入瀬ナイトツアー」が、今年度も始まりました。


このツアーは全長14キロの奥入瀬渓流で、氷瀑や氷柱が特に美しい5つのスポットをバスで巡ります。氷瀑ツアーは全部で3コースあり、ナイトコース2種、デイタイムコース1種のなかから選べます。

今回は、十和田市街地にあるまちなか交通広場から出発して下真馬門沢、千筋の滝、子ノ口、白糸の滝、馬門岩の5つのスポットを巡るナイトツアーに参加しました。


日が沈みきった午後18時20分。まちなか交通広場からナイトツアーの観光バスに乗り込みます。乗車時の受付で決められた座席を教えてもらい、いよいよ出発です。


※この記事は2025年12月20日時点でのツアーの様子です。

ガイドと巡る、奥入瀬渓流の氷瀑スポット

十和田市中心街からバスに揺られること40分。市街地から離れ、山道を進むほど道路わきの雪が増えていきます。奥入瀬渓流温泉、星野リゾート奥入瀬渓流ホテル前に立ち寄ってツアー参加者の乗客を乗せ、いよいよ暗闇の奥入瀬渓流へと入っていきます。

バスには奥入瀬渓流のガイドさんが同乗しており、これから向かうライトアップポイントでの見どころについて、昼間に見える景色の写真も交えながら詳しく解説してくれます。

バスの座席には奥入瀬渓流の地理的位置や十和田湖の成り立ち、ライトアップポイントなどについて解説している資料が置いてあり、ガイドさんの説明を聞きながら資料を見ることでより理解を深めることができますよ。

今回のツアーは、ツアーバスの前を専用ライトを載せた車両が走り、そのライトで各スポットの景色を照らします。夜の奥入瀬渓流が常にライトで照射されているわけではないため、環境に配慮されたツアーとなっているのも特徴の一つです。

1つ目の下馬門沢に到着しました。参加者全員が降りてライトアップスポットの前に集まると、暗闇で何も見えなかった森の一部がパッと照らされ、小さな沢がその姿をあらわしました。

奥入瀬川に流れ込む沢のひとつである下馬門沢。沢なので水量も多くなく、凍ってはいませんが、ライトアップされた景色からも沢の周りにごつごつした岩や苔が多くあることが確認でき、夜の静寂のなかに水のせせらぎを聴くことができました。

2つ目の千筋の滝は、高くそびえる岩肌を細かい滝の筋が流れ落ちるスポット。

ナイトツアーでは、大体1スポットにつき3分程度、下車してライトアップされた景色を見ることができました。照射ライトは時間とともに青や緑、オレンジ、白など色がランダムに変わっていきます。

3つ目のスポットである子ノ口は、十和田湖から奥入瀬渓流へ流れ込む川の入口部分。真っ暗闇で十和田湖の様子は見えませんでしたが、バスが子ノ口に到着すると野生のキツネが顔を出してくれました。

十和田奥入瀬に生息する野生動物との遭遇もまた、このツアーの見どころのひとつです。

4つ目の白糸の滝は、道路から少し離れた森の中にある滝です。少し距離がありますが、静かな森のなかで水だけが動いているような様子を一歩引いて眺めることができました。白糸の滝周辺はブナやカツラ、トチノキなどの巨木も多く、樹のシルエットも美しいです。

最後のスポットである馬門岩は、滝のように水が流れ落ちているわけではないのですが、岩と岩の間から滴り落ちる小さな水滴が、とても大きな氷柱へと成長するライトアップスポット。

ライトアップされた馬門岩は、高くそびえる壁のような巨岩に、所どころつららができていました。これが時間とともにさらに大きくなっていき、1月末には岩肌が見えなくなるほどの立派な氷柱となるそうですよ。この馬門岩が最も早く氷ができるそうで、体感でも一層冷え込んでいるように感じられました。

冬の奥入瀬を安全に楽しもう

奥入瀬渓流氷瀑ツアーに参加するには、事前予約が必須です。雪や氷の状態はその年、その時期によって刻一刻と変わるため最適な状態を見極めるのは難しいですが、例年は雪が深い1月末~2月にかけて最も氷瀑、氷柱が大きく見ごたえあるものになるそうです。


参加するにあたってぜひ準備してほしいのが防寒対策です。足元の悪い雪道を街灯もない夜に歩くことになるため、滑って転ばないようにしっかりとした冬靴で参加したほうが安心です。冬の奥入瀬は日中も解けない氷ができるほど冷え込んでいるため、上着はダウンなど厚手なものでしっかりと防寒しましょう。

大きな滝が凍っている様子をすぐ近くまで近寄ってみることができるのは、冬の青森でしかできない体験です。

青森の冬の自然を満喫しに出かけませんか。

旅人メモ:冬の奥入瀬ナイトツアー

●開催期間:2025年12月20日(土)~2026年3月1日(日)

 ※金・土・日・年末年始のみの運行

 (例外あり。詳細は予約ページカレンダー参照のうえ要予約)

●料金:大人 3,300円~4,400円(税込)、子ども 1,650円~2,200円(税込)

 (予約時にクレジットカード払い)

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