旧藤田家住宅(太宰治学生時代の下宿)
きゅうふじたけじゅうたく(だざいおさむがくせいじだいのげしゅく)
文豪・太宰治が旧制弘前高校時代に過ごした、大正時代の貴重な住宅
旧藤田家住宅は、太宰治(津島修治)が旧制弘前高校(現弘前大学)在学時の昭和2年4月から5年3月(1927〜1930)までを過ごした家でもあります。
大正時代は日本の住宅建築の変革期で、居間や個室が現れ、「中廊下型平面(なかろうかがたへいめん)」が成立し定着しました。
玄関から続く中廊下が住宅を分断し、片側に台所などのサービス部分を、片側に居住区を配列する形式で、旧藤田家住宅はその特徴をよく伝えている貴重な住宅です。
藤田家は津島家の親戚筋にあたり、修治が暮らした部屋や使用した机などがそのまま残されています。
現在は当初の建築場所から約100メートル南東に建物の向きを変えずに移築され、太宰ゆかりの資料などを展示する「太宰治まなびの家」としても公開されています。
- カテゴリー
- 観光施設
- 歴史・文化
- 歴史的建造物・町並み
基本情報
- 住所
- 青森県弘前市御幸町9-35
- 問い合わせ先
- 弘前市教育委員会文化財課
- 電話番号
- 0172-82-1642
- 営業時間
- 10:00〜16:00
- 休業日
- 12月29日~1月3日
- 料金
- 無料
- アクセス
- ⚫︎徒歩の場合
・JR弘前駅より徒歩20分
・弘南鉄道大鰐線弘高下駅より徒歩15分
⚫︎バスの場合
・弘前駅より弘南バス「座頭石線」5分乗車、「中央松森町」下車、徒歩7分
・弘前駅より弘南バス「狼森線」7分乗車、「弘前大学前」下車、徒歩6分
⚫︎車の場合
・大鰐弘前ICより車15分 - 駐車場
- あり
- ウェブサイト
- 旧藤田家住宅(太宰治学生時代の下宿)太宰治まなびの家










