初詣で行きたい、青森市内の開運スポットめぐり!
- 日数
- 1日
- 主な交通手段
- 車
- シーズン
- 冬
青森市内にある善知鳥神社は、青森市街地から近いにもかかわらず森が深く、神秘的な雰囲気に満ちています。海の神、航海安全の神として知られている三女神がご祭神の善知鳥神社は、地元の人々が古くから道中安全のご利益があるパワースポットとして愛されています。交通安全や家内安全、商売繁盛、方位除け、漁業守護のご利益もある、県内最強のパワースポット!
このコースでは、初詣にぜひ行ってほしい善知鳥神社のほか、日帰りでも楽しめるスポットを紹介します。
善知鳥神社
青森市発祥の地。1200年以上の歴史ある神社
「青森市発祥の地」といわれる善知鳥神社。現在の青森市が善知鳥村と呼ばれていた頃、この地を治めていた善知鳥中納言安方(うとうちゅうなごんやすかた)が、日本の国の総主祭神である天照坐皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)の御子・宗像三女神を祭神として祀ったことが始まりとされています。大同2年(807)、坂上田村麿により再建。青森総鎮守の社となり、家内安全・交通安全・商売繁盛の神として、今も昔もこの地の人々の厚い信仰を集めています。
境内には、かつて大きな湖沼だった名残の沼があり、歴史を感じる厳かな雰囲気。拝殿奥の湧水「龍神水」は、古くから水や海に関係する仕事や商売の人達に信仰され、ご利益が湧き出るパワースポットとしても知られています。
また、板画家・棟方志功ゆかりの地としても知られており、作品が所蔵されているほか、境内では奥州街道終点記念の碑や、松尾芭蕉の句碑など多くの史跡を見ることができます。
のっけ丼(古川市場・青森魚菜センター)
青森市民の台所、古川市場・青森魚菜センターでは、どんぶりご飯にお好みの具材をのっけて作る「のっけ丼」が味わえます。「ちょっとずつ、たくさんの種類が食べたい」「海鮮とお肉、両方味わいたい」など、自分だけのリクエストが叶えられる究極のわがままどんぶりです。
◆のっけ丼の手順
①食事券を案内所または食事券取扱店から購入。(※2023年4月に料金改訂 12枚券2000円・1枚券170円)
②オレンジ色の旗のお店でどんぶりご飯に引き換え。
③紺色の旗のお店でお刺身や惣菜・お肉など好きな具材をお好みの量でのせる。
④自分だけのオリジナル丼が完成!場内の休憩所で食べられます。
青森県立美術館
運がよければ雪の帽子を被ったあおもり犬に会えるかも!
広大で見晴らしの良い土地に、真っ白な外壁の凸凹な建築がそびえ立ちます。現代的で繊細なデザインの青森県立美術館は、隣にある縄文時代の集落跡「三内丸山遺跡」の発掘現場から着想を得て設計されました。発掘現場の壕のように、地面が幾何学的に切り込まれ、縄文とモダンが融合したユニークな空間です。入口には青く光る木をたくさん並べたシンボルマークで“青森”を表現。細部にまで意匠が凝らされており、建築美だけでも見ごたえ。
青森県出身にして世界的に有名な画家、彫刻家・奈良美智氏の作品、高さ8.5mの巨大な「あおもり犬」が有名です。見上げると八角形の空が広がる「八角堂」という空間に、穏やかな表情のまっしろな犬が佇んでいます。
また、巨匠・シャガールの描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画も見どころのひとつ。四層吹き抜けの大空間に全4作品から成るバレエ「アレコ」の舞台背景画中、第1幕、第2幕、第4幕が収集されています。約9m×15mの巨大絵画は、サイズだけでも見るものを圧倒します。
館内には「4匹の猫」という可愛いカフェがあり、絵本仕立てのメニューなど美術館ならではの演出も。明るい空間で、青森県産の食材にこだわったランチやデザートをいただけます。
ミュージアムショップでおしゃれなおみやげを探すのも楽しみ。独立したエントランスを持っているので、館内に入らなくても直接出入り可能です。
エーファクトリー(A-FACTORY)
ベイエリアのお洒落なショップ シードル工房でテイスティングも
青森駅前のウォーターフロントエリア、陸奥湾をバックに六連の三角屋根が並ぶ「A-FACTORY(エーファクトリー)」。2011年度にグッドデザイン賞を受賞した建物は、青森ベイブリッジとのコラボレーションが美しく、夜のライトアップ時には幻想的な景観を作り出します。
中へ入ると開放感ある空間が広がり、フードマルシェには青森のおいしくておしゃれなものが集結。ついつい買いすぎてしまいそうな魅力ある商品がいっぱい!青森県産のリンゴやホタテや嶽きみ(トウモロコシ)が、スイーツやスパイスやおつまみなど、素敵なデザインに生まれ変わって並んでいます。
シードル工房では、醸造工程をガラス越しに見学可能。2Fにはシードルのテイスティングができるラウンジがあり、プリペイドのテイスティングカードを購入すると、マシーンが金額分のシードルを注いでくれます。青森県産りんごを使った自家製シードルはどれも個性的。2Fで好みの銘柄を見つけてから、1Fで購入するのがおすすめです。
毎年冬に行われる「あおもり灯りと紙のページェント」では、ねぶたの技法でつくられた和紙のオブジェと、市民手作りの「雪だるま~る」が温かい光を放ち、エーファクトリー周辺ベイエリアを彩ります。