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見るだけで元気になれる、黄色の絶景スポット

あおもりのビタミンカラー、あつめました。

見るだけで元気になれる、黄色の絶景スポット

黄色は数ある色のなかで一番明るい色、光や太陽に近い色といわれています。

そこにあるだけで明るく目立ち、人を惹きつける黄色。

青森県内にはどんな黄色が散りばめられているでしょうか。

目にするだけで元気になるような、楽しくワクワクさせるような、青森にある黄色を集めてみました。


菜の花畑(横浜町・鰺ヶ沢町)

桜が散った5月上旬~中旬にかけて、青森県内では菜の花が咲き始めます。

下北半島の入り口、横浜町にある菜の花畑は日本最大級の作付け面積を誇っていて、5月中旬頃になると見渡す限り一面に黄色い菜の花が広がります。

毎年恒例のイベント「菜の花フェスティバル」では、菜の花でつくられた小路や菜の花ソフトクリーム、菜の花ドーナツなど、菜の花尽くし!見た目だけでなくグルメも楽しめます。


※2022年の「菜の花フェスティバル」は中止予定ですが、菜の花畑の観覧は可能です。



もっと見る(横浜町)



鰺ヶ沢町の建石地区にある菜の花畑は、まだ残雪が残る岩木山と一緒に眺めることができます。横浜町の菜の花畑とはまた違った景色に元気をもらえそうです。


もっと見る(鯵ヶ沢町)

ベンセ湿原に咲くニッコウキスゲ(つがる市)

津軽半島西側の日本海に面したエリアには、苔が幾層も重なってできた広大な湿地帯があります。ベンセ湿原はその一部で、面積は約23ヘクタールにもおよび、1983年には日本自然百選に指定されています。

ニッコウキスゲは大きなユリのような黄色い花を咲かせる植物で、ベンセ湿原では6月中旬頃に満開を迎えます。広い範囲で群生しているのは全国的にみても珍しく、遊歩道から一面に咲くニッコウキスゲを眺めることができますよ。

貴重な野鳥のバードウォッチングをする観光客も多いスポットです。湿地帯なので、遊歩道を歩くときはトレッキングシューズがあると安心ですよ。


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山の楽校 ひまわり畑(八戸市南郷地区)

八戸市南郷地区にある「山の楽校」は、廃校になった増田小中学校の校舎・敷地を利用した体験交流施設。地元の人とふれあいながら田舎暮らしの体験ができる観光スポットです。

山の楽校の裏手に広がる空き地には、毎年8月下旬頃になると200万本以上のひまわりが咲き誇ります。東北最大規模のひまわり畑、ぜひ満開のタイミングで鑑賞したいですね。


※新型コロナウイルスの感染状況により、施設が休業している場合がございます。施設休業中であってもひまわり畑は見学可能です。


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奥入瀬渓流の黄葉(十和田市)

紅葉狩りといえば、赤やオレンジに色づく樹木の風景を想像する方が多いと思いますが、秋の奥入瀬渓流では黄金色に「黄葉」するんです。国指定天然記念物・国立公園の特別保護区に定められている奥入瀬渓流は、長い年月をかけて自然の力でつくられた渓流と原生林の迫力を感じられます。奥入瀬渓流の黄葉は10月下旬~11月。カツラやブナ、トチノキなどの大木が緑から黄色、茶色へと黄葉し、黄金色の渓流散策を楽しめます。




また、奥入瀬渓流は300種類以上の蘚苔類が生息する「コケの森」。季節によってコケの色は少しずつ変化します。黄葉はもちろん、足元にある小さな植物にも目を向けると、より奥入瀬渓流を奥深く堪能できますよ。



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北金ヶ沢の大イチョウ(深浦町)

青森県には大イチョウと呼ばれる大木がいくつかありますが、そのなかでも群を抜いて大きいのが北金ヶ沢の大イチョウです。

深浦町にある北金ヶ沢の大イチョウは、高さ約31m、幹周約22m、樹齢1000年以上とされる日本最大級のイチョウで、国の天然記念物に指定されています。鎌倉・室町時代からこの地にあると思うと感慨深いですね。


春~夏にかけて青々と生い茂ったイチョウは、秋が深まるにつれて、陽に当たる外側から黄色く色づきます。木の幹の近くへ行くと、360度どこを見渡しても視界に収まりきらない黄色に包まれます。まるで木の中に入ったかのような感覚は圧巻です!

黄葉に磨きがかかる11月中旬からは夜間のライトアップも行っていて、暗闇に浮かぶ巨大な黄金の輝きに誰もが魅了されます。

終盤になると大木から落ちた大量のイチョウの葉がまるでじゅうたんのようになり、足元から頭上まで、どこもかしこも黄色い景色が広がります。巨大な黄色から、たくさんのエネルギーをもらえます。

深浦町は海岸沿いにある町。海岸沿いの道から向かうと遠くからでも大イチョウを目視することができるので、道に迷わずにたどり着けますよ。


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番外編:やみつきになる、極上の黄色FOOD

青森県弘前市の岩木山麓・嶽高原で栽培されているとうもろこしを「嶽きみ」(だけきみ・嶽キミ・嶽のきみ)といいます。「きみ」とは津軽弁でとうもろこしのことです。

8月中旬から10月上旬に収穫される「嶽きみ」は他のとうもろこしに比べて糖度が高く、生でも食べられる甘さ!茹でたてのアツアツも、バターを載せた焼きとうもろこしも、どちらも絶品です。

嶽高原では、時期になると道路沿いで嶽きみを販売しています。生の状態はもちろん、その場で食べられるゆできみや焼ききみも。朝採れの嶽きみに、現地でかぶりついてみるのもおすすめですよ。


青森県のウニは産地によって旬が異なりますが、3月から獲れ始めて、6~8月に旬のピークを迎えます。青森湾沿いや津軽海峡に面した佐井村など、県内各地で新鮮な生ウニ丼を食べることができますよ。青森で獲れるウニは、すべて天然ものです。

日本で出回っているウニのおよそ9割が海外から輸入されたもの。一つの殻から身が5つしか取れないことを考えると、生ウニ丼はこれ以上ない贅沢ですよね。どのお店も期間限定での提供で、ウニがなくなり次第終了なので、ぜひ旬のタイミングを狙ってくださいね。


寒い時期に食べたくなるものといえば、アツアツのラーメンですよね。

青森にある名物ラーメン「味噌カレー牛乳ラーメン」。味噌と牛乳のまろやかなベースに、食欲をそそるカレーのスパイスが香ります。食べ応えのある太めの麺とたっぷりのもやしに溶け出したバターが絡み、バランスよくすべての味が調和した極上の一杯です。

札幌のすすきのがルーツの「味噌カレー牛乳ラーメン」は、現在青森市内の5店舗で提供されています。このラーメンに、さらにチャーシューやコーン、ねぎ、納豆をトッピングすることも可能です。

「味噌カレー牛乳ラーメン」というと、どんな味がするんだろう?大丈夫か?と不安に思うかもしれませんが、勇気を出して一口食べたら止まらなくなること間違いなしです。



思わず立ち止まって眺めていたくなるような黄色の絶景と、旬の時期に毎年リピートしたくなりそうな黄色いグルメをご紹介しました。

青森県というと雪国、真っ白…と想像するかもしれませんが、そんなことはありません。黄色はもちろん、自然が織り成す四季折々のすてきなカラーがあふれています。そんな彩りを旅の中でぜひ楽しんでみてくださいね。


  • ベンセ湿原
  • 山の楽校(八戸市青葉湖展望交流施設)
  • 奥入瀬渓流  
  • 北金ヶ沢の大銀杏「ビッグイエロー」

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