日本キリスト教団弘前教会
にほんきりすときょうだんひろさききょうかい
明治期の匠が生んだ双塔の礼拝堂
日本キリスト教団弘前教会は、弘前公会を母体として建てられ、明治39年(1906年)12月に完成、翌年8月に献堂式が行われました。
設計は弘前学院外人宣教師館(国指定重要文化財)の設計者とも伝えられる桜庭駒五郎、施工は斎藤伊三郎が担当しています。
建物はフランスゴシック風の双塔形式で、白のオイルペイント仕上げ。四方に控柱が配され、ドリップストーン付きの尖塔アーチの窓は、上部がトレサリーで美しく飾られています。
礼拝堂の内部天井は大きく折り上げられ、合掌構造の途中に陸梁(ろくばり)を架けた変則的なキングポストで支えられています。白漆喰の壁に映えるレリーフ付きメダイオンなど、細部の装飾も見どころです。弘前における明治洋風建築の秀例として、歴史的価値と美しい建築デザインを兼ね備えた教会堂です。
※現在、二階への見学は遠慮させていただいております。
- カテゴリー
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基本情報
- 住所
- 青森県弘前市元寺町48
- 問い合わせ先
- 日本基督教団弘前教会
- 電話番号
- 0172-32-3971
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 休業日
- 月・水・土~日
※職員不在時も休館となります。 - 料金
- 無料
- アクセス
- 【電車の場合】
JR奥羽本線 弘前駅西口からタクシーで7分、弘南鉄道弘前中央駅からタクシーで5分
【自動車の場合】
大鰐ICから国道7号線経由で25分。弘前城公園の東側。弘前文化センターから南へ150m。石場旅館隣り。駐車場12台。
【バスの場合】
弘南バス「ホテルニューキャッスル前」より西へ徒歩2分、「上元寺町」より北へ徒歩3分 - ウェブサイト
- 日本基督教団弘前教会ホームページ













