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いつでもどこでも。フォトジェニックな岩木山

どこから見る?ぐるり、夏の津軽富士

いつでもどこでも。フォトジェニックな岩木山

津軽平野に裾野を広げ、たたずむ岩木山。
その周辺地域からは、どこにいても見ることができます。
「お岩木山」と慕われるそのシンボリックな存在は、大昔から津軽の人々の暮らしを見守り続けてきました。
今回は、そんな岩木山の夏の風景をいろいろな場所から見つめる旅に出かけます。

流れる雲のスカーフを巻いた岩木山

こちらは藤崎町・平川の河川敷からの岩木山の眺めです。
ここでは平川と岩木山が一望でき、川の流れと雲の移ろいを感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。のんびりと散歩に来る地元の方や、写真撮影に来ている方もいらっしゃいました。

この時は少し白んだ空で、岩木山には首にぐるりとスカーフを巻いたような雲が。時折ひょこっと頭を出したり隠れたり、様々な景色を楽しむことができました。天気のいい日は、日が差してキラキラと光る水面が美しいです。

また、藤崎町は毎年12〜3月頃に白鳥が飛来することでも有名で、雪が降り積もった土手とかわいい白鳥越しに見る岩木山もまた魅力的です。季節によって変わる岩木山の表情を、川の景色とともに楽しむことができます。

旅人メモ:Spicy & Creamy ふじさき食彩テラス店

ふじさき食彩テラス内にある「Spicy & Creamy ふじさき食彩テラス店」では、2種類の季節の野菜入りスープカレーを味わうことができます。甘みがありマイルドなクリーミーと、スパイスが効いたサラサラスープのスパイシー。お好みの辛さや追加トッピングも合わせて楽しめます。
写真は人気メニューのクリーミー+チキンレッグの組み合わせ。

スープカレーに使用している野菜は隣接する農産物直売コーナーから仕入れており、季節によって違う野菜を取り入れています。また、日替わりのトッピングメニューも豊富!
藤崎町にある「アントルメ佐藤菓子店」のケーキも販売しており、カフェとしての利用も可能です。

オーナーさんが描いた岩木山の絵が目印の「岩木山ジンジャー」シロップも販売中です!


Spicy & Creamy ふじさき食彩テラス店

旅人メモ:Spicy & Creamy ふじさき食彩テラス店

黄色いじゅうたんの中にたたずむ岩木山

こちらは、鰺ヶ沢町建石山田野地区からの岩木山の眺めです。

どこまでも続く広大な菜の花畑と岩木山。ここでしか見られないこの組み合わせは、5月中旬〜6月上旬頃にかけて見ることができます。風に揺れる菜の花も美しく、毎年多くの観光客を魅了しています。

また、ジャガイモの連作障害を防ぐために植えられる菜の花は、毎年作付けする場所が変わるため、毎年違う絶景を楽しむことができます。菜の花畑の中に入り、花々に囲まれた写真を撮ることもできるので、ぜひこの素敵なロケーションで、その年にしか撮れない1枚を残しましょう。

旅人メモ:ドライブイン汐風

美しい岩木山の景色はもちろん、鰺ヶ沢町と言えば海の幸!
県道3号線沿いにある「ドライブイン汐風」には海鮮メニューから定食、カレーや麺類まで豊富なメニューが揃っています。

肉厚のヒラメのヅケをたっぷりとご飯にのせたご当地メニュー「ヒラメのヅケ丼」は、小鉢や味噌汁もついてボリューム満点。甘めのタレが染み込んだヒラメと添えられた薬味との相性も抜群で、ご飯がすすみます。

また、鰺ヶ沢町では絶滅危惧種に指定されている幻の魚・イトウの養殖に成功しており、こちらでもいとう丼や、イトウとヒラメのハーフ&ハーフ・いとひら丼を味わうことができます。

鯵ヶ沢町内では「ヒラメのヅケ丼」を味わえるお店が他にも数軒あります。
食べ比べを楽しみましょう。


ドライブイン汐風

旅人メモ:ドライブイン汐風

広大な田んぼと人々の暮らしの中にある岩木山

広大な田んぼの景色の中の岩木山。
こちらは五所川原市の五所川原広域農道「こめ米(マイ)ロード」からの眺めです。

あたり一面、見渡す限り広がる田んぼ風景。色々な大きさの田んぼがあり、まるでパッチワークのよう。
遮るものがないため時折強い風も吹きますが、風が吹くたびに一面ざーっと緑色の稲が揺れ、美しいです。

この日も風が強く、岩木山の周りを取り巻く雲もどんどん移動し、形が変わっていきました。雲の流れと、稲が揺れる田んぼと、岩木山の景色に、穏やかな気持ちになります。

遠くには農道を走るトラックや、農作業をしている農家さんの姿も見え、観光地からの眺めとはまた違う、そこで暮らす人々の生活の中の岩木山を感じることができます。

どの季節も美しい木造橋越しの岩木山

こちらは鶴田町にある鶴の舞橋からの岩木山の眺めです。
鶴の舞橋は、どの季節も美しい景色が見られる日本一長い木造三連太鼓橋です。青森ヒバで作られた美しい木造橋とその後ろにそびえ立つ岩木山は、見る季節、見る位置によって全く違う表情を見せてくれます。

この時はあいにくてっぺんが雲に覆われていましたが…

はっきりと見えた日はこんな景色。こちらは3月初め頃の景色です。
鶴の舞橋からは凹凸が少なく、なだらかな岩木山が楽しめます。

岩木山、顔を見せてくれないかな…と眺めていると、隣接する「丹頂鶴自然公園」から「クァーッ!」という丹頂鶴の大きな鳴き声が。無料で見学することができるこちらの公園では、春前には鶴の求愛ダンスが見られることも!

パワースポットからの眺め!迫力満点の岩木山

鳥居越しに木々の間からのぞく岩木山。
こちらは、岩木山のふもとにある岩木山神社からの眺めです。

青森県随一のパワースポットとも呼ばれる岩木山神社は、創建約1,200余年の歴史を持つ由緒正しい神社です。この日は平日でしたが、県内外からたくさんの参拝客が訪れていました。

岩木山神社を守るようにそびえ立つ岩木山は、漢字の「山」のような形をしており、厳かで神秘的な雰囲気を持っています。ここに来ると、さっきまで遠くから眺めていた岩木山がぐっと近づき、山肌も見え、迫力があります。また、境内にある手水舎では、龍神様の口から岩木山の湧き水が溢れ出ています。

ゴツゴツとした参道はなかなかの坂道で、とてもいい運動になりました。

旅人メモ:野市里レストラン「こざくら」

直売所 野市里(のいちご)内のレストラン「こざくら」では、大きな窓から岩木山が見える店内で豊富なメニューが楽しめます。中でもおすすめなのが、今年新たに登場した「嶽きみパフェ」です。

嶽きみとは、岩木山の麓、標高400~500メートルにある嶽高原で栽培・収穫された、とっても甘いブランドとうもろこしのことです。ソフトクリームは嶽きみの味がしっかり、そしてさっぱりした味わい。
その上には炙った嶽きみや嶽きみロール、かわいい嶽きみ型モナカなどがのっていて、見た目もキュート。嶽きみのつぶつぶやグラノーラの食感も楽しいパフェです。

大人気の味噌ラーメンや、新鮮な野菜を使った野菜畑ランチ・発酵ランチ(ともに予約制)もおすすめです。


野市里レストラン「こざくら」

旅人メモ:野市里レストラン「こざくら」

ふりそそぐ光のベールをまとった岩木山

こちらは標高350メートルにある、平川市・志賀坊森林公園からの岩木山の眺めです。
岩木山はもちろん、平川市や弘前市を中心とする広大な津軽平野を一望できます。

全体的に雲に覆われた空。
やはり雲がなくはっきりと見える岩木山こそ美しい!とばかり思い込んでいましたが、この日、志賀坊森林公園から見えた雲の明暗のコントラストや、雲の隙間から射し込む光が遠くの町をキラキラと照らしている景色は、本当に不思議で美しく、神秘的な雰囲気でした。

津軽の美しい自然と田んぼ、畑を眺めていると、時間を忘れてしまいそう。
昼間の景色はもちろん、町に明かりが灯り、岩木山がシルエットとなり浮かび上がる夕暮れ時や、夜景も美しい場所です。

旅人メモ:ユイットデュボアのさがり牛バーガー

平川市の「8 Huit Dubois(ユイットデュボワ 八幡崎店)」は、県産食材を使用したプレミアムハンバーガーのお店。中でも「平川サガリバーガー」は、平川市民のバーベキューの定番・サガリを使用した地元ならではの一品です。

甘辛いタレに漬け込み炭火で焼いたサガリ、玉ねぎ、バンズは相性ぴったり。一味とマヨネーズが効いた味付けは、ビールにも合いそうです…。人気の自家製ジンジャーエールもピリッとして美味しいです。

広々とした店内には、テーブル席や2種類のカウンター席もあり、1人でもゆったりと過ごせます。店内にはWi-Fi完備。窓側のカウンターではコンセントも使用できるので、次はどこに行こう?と計画を練るのもいいですね。

天気が良ければ、お店の外から岩木山が見えるかも?


ユイットデュボア

旅人メモ:ユイットデュボアのさがり牛バーガー
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