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蔦沼・蔦七沼で贅沢な自然を満喫する旅

蔦沼・蔦七沼で贅沢な自然を満喫する旅

青森県の紅葉といえば、十和田湖や奥入瀬渓流、白神山地が欠かせません。なかでも今、注目を集めているのが八甲田山にある「蔦沼」の紅葉。古くから多くの人が魅了されてきた蔦の森の風景をご紹介します。(写真は令和4年以前に撮影されたものです)

秋の蔦沼で出会う、唯一無二の景色

青森が誇る自然の宝庫、八甲田山系は「十和田八幡平国立公園」に指定されていて、青森市街から1時間足らずで行ける八甲田山腹には湿原や沼、秘湯が点在しています。蔦七沼や蔦温泉もそれらの一部です。蔦七沼のひとつである蔦沼は「一度は訪れたい絶景スポット」といわれており、旅行雑誌などで見たことがある人も多いのではないでしょうか。


蔦沼は、青森市から奥入瀬渓流に向かう道の途中にある「蔦温泉」から遊歩道を10分ほど歩いて出会う沼です。蔦温泉周辺は国指定の鳥獣保護区特別保護地区にも指定されていて、蔦沼の周りはブナをはじめとする広葉樹がぐるりと囲んでいます。沼の水面には森の樹々が映り込み、美しい風景を作り出します。

10月下旬の早朝。少しずつ空が白み、日が昇って太陽の光が差し込んだとき、蔦沼の木道デッキから対岸の森が照らされるのが見えます。朝焼けによって森全体が赤く染まり、染まった森が透明度の高い水面に映る光景が見られるのは、ほんのわずかな時間だけです。

冷え込んだ森の空気、しんとした静寂に包まれた森を肌で感じながら、絶景を一目見ようと多くの観光客が訪れます。さまざまな気象条件が重なることで生まれるこの景色は、蔦沼の代名詞となっています。

蔦温泉から蔦沼までの散策路は歩きやすい遊歩道があり、車いすや子ども連れでも安心して散策ができるように整備されています。紅葉時期の蔦沼は大変混み合うため、早朝の時間帯は入場制限を行っており事前予約などが必要となることもあります。あえて時期や時間をずらして向かうのも一つの手ですよ。

蔦七沼の沼めぐりで紅葉狩りをたっぷりと満喫

蔦温泉周辺のブナの森には、朝焼けの紅葉で有名な蔦沼に加え、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼、赤沼と呼ばれる大小7つの沼があり、合わせて「蔦七沼」と呼ばれています。

「蔦七沼」のうち、赤沼を除く6つの沼をめぐる散策路「沼めぐりの小路」が整備されていて、全長2.9㎞、約90分で沼をまわるコースがあります。


蔦七沼のなかで最も大きな蔦沼は、対岸に見える森の景色や、水面に映る森を木道デッキから眺めることができます。蔦沼以外の沼もそれぞれ独自の特徴があり、短時間内でさまざまな風情を楽しむ紅葉狩りができますよ。長沼、菅沼の付近には東屋があり、沼の景色を眺めながら休憩もできます。

また、散策路周辺の森は「蔦野鳥の森」と呼ばれていて、さまざまな野鳥の宝庫でもあります。蔦温泉周辺は国指定の鳥獣保護区特別保護地区にも指定されているんです。「野鳥の小路」は全長0.9㎞、約30分でめぐるコースで、カワセミやキビタキ、アカショウビン、アオバトなど多種多様な野鳥と出会えますよ。

「蔦野鳥の森」の入り口にはある「蔦野鳥の森休憩所」では蔦の森で撮影された動植物の写真展示や注意事項の掲示、周辺の観光パンフレットが置かれているので、情報収集に便利です。


森のなかに点在する蔦七沼の沼めぐりは、上りの階段や下りの道、渓流を横切る道など変化に富んでいます。防寒対策はもちろん、足元もトレッキングシューズなどしっかりとした履物で散策を楽しみましょう。

また、紅葉の時期はブナの森に囲まれた蔦七沼に陽が差す時間が限られ、想像以上に森のなかが暗いです。太陽が高い位置にある昼間の時間帯にめぐることをおすすめします。

皆さまのご協力が必要です!蔦沼周辺の渋滞対策・環境保全への取り組み

紅葉時期の蔦沼では、来訪者の集中による周辺道路の混雑や路上駐車の発生、自然環境への負荷などの課題を抱えています。十和田湖周辺交通渋滞対策協議会ではこれらの課題解決に向け、2020年から蔦沼展望デッキ入場の事前予約や、協力金の支払いなどのルールを設け、蔦沼周辺の自然環境を守るべく取り組んでいます。

これからの紅葉時期、八甲田や蔦沼周辺への紅葉狩りを計画するときには、周辺情報をきちんと把握し、交通の妨げとなるような迷惑駐車はしないようにしましょう。

皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。


蔦沼周辺における事前予約制及び協力金について、詳しくはこちらをご覧ください。

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