• HOME
  • 特集
  • EARTH on Towada「奥入瀬を遡る〜水とアートのストーリー」

EARTH on Towada「奥入瀬を遡る〜水とアートのストーリー」

十和田市現代美術館館長とともにめぐる、特別なツアー

EARTH on Towada「奥入瀬を遡る〜水とアートのストーリー」

十和田の冬といえば、奥入瀬渓流の氷瀑。

その氷瀑の源・水とアートを掛け合わせた、今年だけの特別なツアーがあることをご存じでしょうか。


このツアーは、十和田市現代美術館の館長とともに十和田市現代美術館から奥入瀬へと向かうスペシャル・ツアー。

今年だけというこちらのツアーではどんな素敵な体験ができるのか。現地で味わってきました。

ツアー開始前からわくわくがいっぱい

ツアーの集合場所は、十和田市現代美術館エントランス。

集合場所へ向かう途中に可愛らしい作品を発見し、開始前に立ち寄りました。






十和田市には十和田市現代美術館の常設展のほかに、美術館周辺のまちなかにも作品があります。

この時期ならではの雪とアートのコラボレーションも見れ、ツアーへの期待感が高まりました。

ツアースタート

ツアーは、十和田市現代美術館館長の四方幸子(しかた ゆきこ)氏とともに美術館の作品を巡っていきます。

作品ひとつひとつの説明だけでなく、作品の注目ポイントや裏話、水に関するお話が聞けるのも、スペシャルツアーならではの貴重な体験です。


美術館に展示されている作品の中には、自分が作品の中に入る体験型のものもあったのですが、特に「建物―ブエノスアイレス」という作品に心躍りました。


この作品は、床と水平に置かれたヨーロッパ風の建物の外観の上でポーズをとることで、斜めに立ち上がる大きな鏡に重力から解き放たれたような光景が映し出されるというもの。

ツアーに参加しているみんなで渾身のポーズをとり、作品に入り込みます。


みんなでひとつの作品をつくりあげる和やかな雰囲気は、このツアーだからこその体験かもしれません。


「国松希根太 連鎖する息吹」展

常設展の見学のあとは、企画展「国松希根太 連鎖する息吹」展へ。

彫刻家 国松希根太(くにまつ きねた)氏の美術館での初の個展となる今回の企画展は、彼の代表的な作品はもちろんのこと、十和田・奥入瀬渓流の自然と出会うことで生まれた新作も鑑賞できます。


国松氏の活動拠点である北海道、そして企画展開催地である青森県の木で作られた作品が展示されているこちらの企画展。

作品を直接触ることはできませんが、作品から放たれる木材の香りからも自然の息吹を感じることができました。

企画展の中で特に印象に残ったのが、通路奥に展示されている「WORMHOLE」という作品。

こちらの作品は、十和田での滞在制作から生み出されたもの。

十和田湖のカルデラをイメージして作られたそうで、この後の奥入瀬渓流・氷瀑体験に思いをはせながら鑑賞しました。


こちらでも作品の制作秘話や搬入などスペシャルツアーだからこそのお話が伺え、より一層特別な作品となりました。

企画展のチラシ表紙に載っている制作風景の写真との違いにも、ぜひご注目ください。

オリジナルランチで十和田を感じる

お昼は美術館のカフェでオリジナルランチ。

今回は、このツアーのためにつくられた「十和田、奥入瀬の大地をいだたくごちそうランチ」をいただきました。


十和田ガーリックポークのポルケッタをサンドした「十和田パニーノ」や、奥入瀬雅の卵と青森サーモンが使用されたキッシュなど、十和田・奥入瀬を食からも体感できる素敵なランチボックス。なんと、使われている野菜はすべて十和田産です。


ランチボックスとともにいただいたドリンク引換券は、カフェのドリンクメニューであればどれでも交換可能。

津軽りんごジュースや十和田のごぼう茶、奥入瀬ビールなど青森ならではのメニューもあるので、青森を感じるドリンクを飲みながらまったりとしたひと時を過ごすのもおすすめです。

旅人メモ:企画展の作品をイメージしたケーキ


企画展会期中は、美術館のカフェで特別なメニューが販売されています。

その名も、「ワームホール ~国松希根太 連鎖する息吹展~」。


『国松希根太 連鎖する息吹』展を記念し、十和田市の商店街にある創業約75年の老舗洋菓子店”ふくだ菓子舗”と十和田市現代美術館で共同で作られたケーキです。

企画展で見た作品を思い出させるメニューに、テンションが上がること間違いなし。



【ワームホール ~国松希根太 連鎖する息吹展~】

●販売場所:十和田市現代美術館 cube cafe&shop

●販売価格:eat in 760円 / take out 750円

奥入瀬&氷瀑体験へむけて

ランチのあとは、いよいよ奥入瀬渓流へ。

バスの中では、美術館館長の四方氏のほか、サポートガイドの中村あずみ氏の解説があり、道中も奥入瀬渓流への理解を深めることができます。

まずは、奥入瀬渓流館で奥入瀬渓流についての簡単な説明があります。

今回めぐる4つのスポットの説明やツアー中の注意事項などがあり、氷瀑見学への期待が高まります。

バス内ではガイド冊子が配られ、解説とともに奥入瀬渓流についてより詳しく知ることができます。

ガイド冊子とは別に、説明に合わせて大きな表示も見せてくれるので、車酔いしやすい人でも安心です。

氷瀑とご対面

最初の見学スポットは、「馬門岩(まかどいわ)」。

バスから降りるとすぐ、目の前に氷瀑がひろがります。


この時期だけ見ることができる氷瀑。その神秘的な景色は、思わず息をのんでしまうほど。

その瞬間しか堪能できない自然の様子を存分に味わいました。

次に降り立ったのは、「千筋の滝(せんすじのたき)」。

なんとこちらは、大人の休日俱楽部のロケ地にもなったのだそう。この日は雪の状況がよかったので、同じような写真を撮ることができました。

バスに乗ってさらに進むと、3つ目の降車スポット「子ノ口(ねのくち)」に到着します。

目の前に広がるのは、十和田湖。青森県と秋田県にまたがるこちらの湖は、天気が良ければ湖の先に秋田県が見えるのだとか。


子ノ口は他のスポットと比べて冬の空気感を感じやすいので、防寒具着用をお忘れなく。

バスの乗車時間まで散策していると、なにやら動物の足跡を発見。

運が良ければ実際に奥入瀬渓流で生活している動物に出会えるのだとか。

最後に訪れたのは「白糸の滝(しらいとのたき)」。

昨年の豪雨で奥入瀬の流れが変わり、昨年より滝が近くで見れるようになったのだそう。


このスポットで特に印象的だったのが、「自然は更新する」という中村氏の言葉。

同じ景色に見えても自然は更新されていくので、また来年も楽しんでほしいという中村氏のお話に、再び奥入瀬を訪れたいという思いがより一層ふくらみました。

お別れのとき

奥入瀬渓流のスポット4か所をめぐった後は、奥入瀬渓流館でトイレ休憩・お買い物を経て十和田市現代美術館へ戻ります。

バスを降りるとさきほどいた自然とは対比的な現代的な景色が目に入り、なんだか不思議な気持ちになりました。


ツアーはここで終了ですが、十和田市には街中にアートがたくさんあるため、時間が許す方はぜひそちらも楽しんでほしいとのこと。

夜は美術作品のライトアップやこの時期だけのライトアップイベントもあるので、ツアー終了後もアートを存分に堪能してみてください。

旅人メモ:アーツ・トワダ ウインターイルミネーション

©︎十和田奥入瀬観光機構


十和田市現代美術館アート広場で開催する、光とアートのコラボレーション。

青色LEDが光のじゅうたんのように広場全体を覆いつくし、幻想的な世界を演出します。

光の中に浮かぶさまざまなアート作品の昼間とは違った表情をお楽しみください。


イベント情報はこちら。 

木や水をめぐって美術館と奥入瀬をつなぐ、今年だけのツアー。次回は2026年2月22日(日)に開催です。

十和田市現代美術館や奥入瀬渓流がはじめての方はもちろんのこと、すでに訪れたことがある方も存分に楽しめるツアーとなっています。

ぜひ、特別なツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

旅人メモ:EARTH on Towada「奥入瀬を遡る〜水とアートのストーリー」

●開催日:2026年2月11日(水・祝)・2026年2月22日(日)

●参加料:大人1名あたり 15,000円(税込) 

●申込方法:事前予約制。こちら のページより、詳細をご確認の上お申し込みください。

●お問い合わせ:(一社)十和田奥入瀬観光機構 TEL:0176-75-1531 

●関連リンク: Towada Travel - EARTH on Towada「奥入瀬を遡る〜水とアートのストーリー」 

このページを見ている人は、
こんなページも見ています

冬だけの感動を体験!青森のおすすめスポット5選
more
青森冬のごちそう旅 「あおもり倉石牛」が食べられる宿
more
青森の冬の奇跡を見つける旅
more
青森冬のごちそう旅 「青森県産まぐろ」が食べられる宿
more
神秘の十和田湖と、八甲田
more
ページトップへ