自分を大切にする休日。青森県・薬研渓流デトックスと“カモシカ女将”が営む薬研荘のリトリート旅 前編

前編:薬研デトックス編
5月があっという間に終わってしまいそうな今日この頃、ブログを読んでくださっている皆様はどのようにお過ごしですか?4月から新しい環境、GWで一息、ようやくエンジンかかってきましたが、PCやスマホの見すぎも相まって、なんだか目を中心に全体的にとても疲れが溜まってきた今日この頃(私の話です)。
人間もメンテナンスって必要だよなと思い立ち、青森県の中でも大好きな場所へ、新緑を浴びに行くことにしました。
やってきました薬研渓流 中央にはかっぱの像
薬研渓流は青森県むつ市の大畑町にある渓流で、新緑もさることながら、紅葉の季節も人気の癒しスポットです。
この時期の薬研渓流は日中で15〜20℃前後、朝晩は冷えますので、薄手のウィンドブレーカーとレギンスやパンツ・歩きやすい靴などの動きやすい軽めのアウトドアスタイルがおすすめです。今回はこれに加え、日差しや虫対策として帽子やタオル、クマ対策の鈴なども装備して1周6キロ、約2時間ほどの遊歩道を歩いて行きます。
青森市内から車で約2時間半で薬研渓流に到着。
今回は奥薬研修景公園レストハウスをスタート・ゴール地点とし、お昼時に到着したので、まずは腹ごしらえから。
海峡サーモン中落ち丼:下北を代表するブランド魚の1つで、濃厚な旨みとさっぱりした後味が人気
いかすみラーメン:イカ墨で麺が黒い!薬研渓流のあるここ大畑は昔からイカ漁が盛んな町
むつ・大畑の名物をいただき、いざ薬研渓流の遊歩道の散策を開始!
地図を参考に、左側にあるスタート・ゴールと設定した「奥薬研修景公園レストハウス」から時計回りで今回は進んで行きます。
最初に奥薬研橋・サイメイ沢橋を越えると、ヒバ実験林が目の前に。これは林野庁が設定したしたもので、全国29箇所から取り寄せられたヒバが左右に整然と並んでいます。

写真中央に見えるのは線路で、これはかつて木材の運搬をしていた鉄道の跡です。
更に進むと出てくるのはつり橋である乙女橋。
ここを渡り切ってレストハウスに戻るという30分しないくらいのコンパクト散策もオススメです。
今回は1周を目標としているので、半分まで渡って写真を撮り、元のルートに戻ることにしました。
そして、その先に見えてきたのは「ずい道」。
コウモリがいることも
ツルハシやハンマーなどを使って人の手で自然石を削り掘ったものだそうです。進むにつれて視界は真っ暗になり、風が吹き抜けます。空気はひんやりとしており、このままこの真っ暗なトンネルが終わらないかもしれない……という少しばかりの不安を抱えつつ、足を進めると、
突然!光明が!
トンネルを抜けるとそこには光がなかった分、緑が本当に眩しく感じました。
さて、次のスポットとして、薬研野営場を目指して足を進めて行くのですが、乙女橋、ずい道を通り抜けてしまうとあまり水の音がしません。あるのは静寂と緑と巨大な木々たち。鳥さえも鳴いていないタイミングもあり、日常生活ではなかなか体験できない静けさです。
野営場を目指している道中でこんな看板が!

「大きな栗の木の下」に実際にいける機会なんてそうそうないよなと思い、「20分0.6km」という文字に怯えながらも進んで行きます。
道あってる……?
看板……?ここでもまた不安を抱えつつ進んでいきましたが、無事にたどり着いたその先には巨大な栗の木が!
あまりにもこの先は道がなかったので、少し離れて大きな栗の木のそばで眺めていましたが、樹齢800年以上のその木は神秘的な様子でカメラに収まったのでした。
おぐり:写真中央奥 肝心などっしりした幹周りが別の木で見えないが、780センチメートルある
道無き道を行き来したので、結局看板の前に戻ってくるまで30分かかりました。今回の散策を振り返ってみると、ここが1番大変でしたが、充実感・達成感で満たされました。行ってよかったです。
(遊歩道の中でもなかなかの難所と感じたのでご無理は決してなさらないでくださいね)
野営場を横目に進んで橋を渡ると、「薬研温泉」に着きます。
薬研温泉郷は今回のスタート地点とした奥薬研温泉と薬研温泉の2つの温泉から成り立っており、下北半島国定公園にも指定されています。
「薬研」の名前の由来はお湯の湧き出る箇所が漢方薬をすりつぶす器具に似ていることからという説明の看板を見て、橋をいくつか渡り、車道に近い遊歩道を歩いて行きます。
進むと出てくるのが大滝覆道、私はここを車で通り抜けたことしかなかったのですが、歩道部分を歩いて横を見てびっくり!
轟々という音とともにすごい勢いで流れる「大滝」は遊歩道を歩くからこそ近くで体感できる迫力です。
大滝覆道から見た「大滝」
覆道を進むと特に看板はありませんが、階段が下へと伸びています。
最早、階段や遊歩道の看板を見たら寄らずにはいられなくなってしまったので、好奇心のままに元気よく進んでいきます。
何やら石で囲まれている濃い緑色スポット
深いエメラルドグリーンの正体は植物の色でした。更に、よくよく見ると湯気が出ており、恐る恐る触るとちょうど良い温かさ!!あとでレストハウスの方に伺うと、ここは昔温泉だった?そうで、温泉水を汲みにくる地元の方もいらっしゃるとのこと。
地図にない発見をするのも楽しいもんですよね。
寄り道をしてしまいましたがゴールは目の前!
最後の橋、湯の股沢橋を渡り、ただいま無事に帰ってきたよ奥薬研レストハウス!
薬研かっぱ伝説の顔ハメパネルが迎えてくれます(あなたも、ふきの葉にくるまれることができます)たっぷりと薬研渓流の自然を堪能し、写真も撮りながらだったので約3時間かかってしまいましたが、冒険は無事終了!(レストハウスの方曰く、今年度初めて遊歩道を1周したお客さんだとのこと もはや散策ではなく冒険)
本当の静寂と暗闇、川のせせらぎと滝の迫力、最後のレストハウスの無料の足湯で、日常から離れて、すっかりデトックスできたのでした。(視力も回復したような気がします)
byらば
後編:カモシカ女将リトリート“いのちだいじに”編 につづく
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