尾鮫沼
おぶちぬま
太古の海が残した六ヶ所の象徴
尾鮫沼は、縄文海進の名残をとどめる湖沼群のひとつです。
かつては海だったと考えられており、近隣の尾駮沼からは縄文時代の遺跡が出土し、国の重要文化財にも指定されています。
尾鮫沼を含む湖沼群は、淡水と海水が混ざり合う汽水域ならではの独自の生態系を育み、ニシンやカモ、ガン、オジロワシなど多様な生き物たちのすみかとなっています。
なかでも「尾駮ニシン」は淡水で育つ珍しいニシンとして知られ、村を象徴する存在です。
歴史と自然が交差する尾鮫沼は、六ヶ所村の豊かな風土と、太古から続く生命の営みを今に伝える場所です。
基本情報
- 住所
- 青森県上北郡六ヶ所村尾駮
- 問い合わせ先
- 六ヶ所村役場政策推進課
- 電話番号
- 0175-72-2111(代表)
- アクセス
- ●車の場合
・第二みちのく道路 三沢十和田下田ICから約50分
●バスの場合
・JR野辺地駅より下北交通バス「泊線」で約55分、「尾駮」下車 - 駐車場
- なし








