根岸の大いちょう
ねぎしのおおいちょう
1100年もの時を過ごした神秘的ないちょうの木
青森県指定天然記念物の「根岸の大いちょう」。おいらせ町にある、幹の周囲が16m、高さ32mもあるとても大きないちょうの木です。推定樹齢は1100年以上といわれ、「長寿日本一のいちょうの木」とされています。
大いちょうは不動堂境内に立っており、大きく伸びる枝やむき出した太い根などその歴史ある大きな姿は神秘的です。
根岸の大いちょうには慈覚大師がこの地を訪れた際、旅の疲れのためにいちょうの杖によりかかったままいつの間にか眠り込んでしまったところ、そのとき体を預けたいちょうの杖が根を生やし、現在の大いちょうになったという伝説が残されています。
また、乳母や安産の守り神として信仰されており、「乳が出ますように」と母乳不足の母が祈れば、その願いが叶う霊樹としても大切にされています。
紅葉の見頃は、10月下旬から11月上旬。秋の気配が感じる頃、黄色く色づいたその姿は今も昔も変わらずひときわ美しく、時を越し見るものを魅了します。ぜひ日本一長寿の大いちょうに会いに行ってみて下さい。
基本情報
- 住所
- 青森県上北郡おいらせ町東下谷地地内
- 問い合わせ先
- おいらせ町教育委員会 おいらせ阿光坊古墳館
- 電話番号
- 0178-20-0405
- 料金
- 無料
- アクセス
- 青い森鉄道 下田駅より車で約10分
- 駐車場
- 近接する「みなくる館」駐車場利用(無料、大型車可)