大川原火流し
おおかわらひながし
炎の舟が川を下る、黒石市に受け継がれる約650年の慰霊行事
黒石市大川原地区で毎年8月16日の夜に行われる「大川原火流し」は、約650年前から続く県指定無形民俗文化財の伝統行事です。
南北朝時代の戦いで落ち延びた人々が、戦死者の慰霊と故郷への祈りを込めて始めた精霊流しが起源とされ、現在も地域の若者たちによって受け継がれています。
会場となる中野川では、アシやワラで編まれた長さ約3メートルの舟が3隻用意され、それぞれ稲の早生・中生・晩生を象徴しています。
帆柱に火が灯されると、若者たちが舟を引きながら川を下り、炎に包まれた舟が暗闇の中を進む様子は、戦乱の時代を思わせる迫力ある光景です。
舟の燃え方や火が消えずに橋をくぐるかどうかで、その年の豊作を占う伝統も残されています。
山間の静かな集落で受け継がれてきたこの行事は、地域の祈りと歴史を体感できる貴重な文化遺産です。
現在では市内外から2000人をも超える見学者や写真愛好家が訪れ、黒石市の夏を代表する行事の一つとなっています。
基本情報
- 開催期間
- 例年8月16日
- 開催場所
- 青森県黒石市大川原 中野川周辺
- 住所
- 青森県黒石市大川原 中野川周辺
- 問い合わせ先
- 黒石観光協会
- 電話番号
- 0172-52-3488
- 営業時間
- 毎年8月16日 19:00〜20:00
- 料金
- 無料
- アクセス
- ●車の場合
・黒石ICから約20分
・津軽伝承工芸館、津軽こけし館から約10分
●バスの場合
・弘南鉄道「黒石駅」から弘南バスで約35分、「大川原温泉」下車 - ウェブサイト
- 黒石観光協会ホームページ



















