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聖なる里の、黄金の恵み。新郷村発プレミアムとうもろこし「郷のきみ」実食レポ&美味しい茹で方

聖なる里の、黄金の恵み。新郷村発プレミアムとうもろこし「郷のきみ」実食レポ&美味しい茹で方

あなたは「新郷村」と聞くと、何を思い浮かべますか? 

キリスト渡来伝説?ピラミッド?ムー?伝説の鷲の湯?

ミステリーや神秘的なもののイメージもあるかと思う新郷村ですが、今回ご紹介するのはこちら!

極甘 高原とうもろこし 「郷のきみ(さとのきみ)」 先日8月15日に放送された「朝だ!生です旅サラダ」の新コーナー「極上!レアうまグルメ」で一発目に紹介され、その後もテレビなどで取り上げられている、今話題沸騰中のとうもろこしです。

公式オンラインショップの運営者さんによると、旅サラダの放送直後はサイトの瞬間アクセスが5万件にも達し、一時サーバーダウンするほどの注目度の高さだったそう!そんな「郷のきみ」について今回は深掘りしていきます。


青森のとうもろこし文化|津軽の「嶽きみ」と新郷村「郷のきみ」の違い

 まずは青森県内のとうもろこし事情についてですが、そもそも「きみ」は「とうもろこし」を指す方言で、青森県内だと8月〜9月に旬を迎える津軽地域の「嶽きみ(だけきみ)」の名前が挙がることが多いかと思います。個人的には弘前出身なので、毎年嶽きみを食べないと夏の実感が湧かない人間になってしまいました。

↑画像は、通称「嶽きみ街道(嶽きみロード)」と呼ばれる、この時期に岩木山の嶽地区や百沢地区周辺に現れる、嶽きみ直売所がズラッと並ぶ様子です。そして嶽きみを求めるたくさんの人が作る「嶽きみ渋滞」は津軽の夏の風物詩ですね。

各直売所では、もちろん生の嶽きみも販売していますが、店によっては茹できみを売っているところもあり、とれたて茹でたての甘くてジューシーなとうもろこしをその場でかぶりつく贅沢体験も…!! このように嶽きみは津軽、青森の夏の味覚として欠かせない存在です。


そんな青森を代表する「嶽きみ」と、今回ご紹介する新郷村の「郷のきみ」。それぞれの特徴を比べるとこのような違いがあります。


〇嶽きみ(弘前市・岩木山 嶽地区):旬は8月〜9月。標高400〜500mの寒暖差で育つ糖度約18度の甘さとプチプチ食感が特徴。

〇郷のきみ(新郷村・戸来岳山麓):旬は8月初旬〜10月初旬。有機の土壌ときれいな水、寒暖差で育ち、糖度17〜20度以上。生でも食べられるジューシーさが特徴。



本題に入ります!今回お話を聞かせてくださったのが、「郷のきみ」農家の中平さん。南部地域にある新郷村で作られている「郷のきみ」について、今回は畑でお話を伺いました。今年で「郷のきみ」を作って4年になる中平さん

有機の土壌と寒暖差が育む甘み!1株から「1本だけ」を厳選収穫

青森県内の酪農発祥の地である新郷村は、畜産農家と耕種農家の連携による循環型の「有機の里」作りを積極的に推進しており、村営の「有機資源センター新郷」を中心に、良質な堆肥生産や、自然栽培・有機農業に取り組む生産者が多いという特徴を持つところでもあります。  

さらにこの郷のきみが育つ「戸来岳」は昼夜の寒暖差が大きく、おまけに中平さんによると、新郷村は水も美味しいんだとか!  

そうした恵まれた環境と、栄養たっぷりの良質な堆肥、そして昼夜の寒暖差によって、「郷のきみ」の糖度は通常で17〜18度、条件が良いものは20度を超えるものもあるなど、完熟メロンを超える強い甘みを持ちます。  

「郷のきみ」は品種としては「ゴールドラッシュ」です。普段の収穫は朝の2時から作業をしており、お盆の時期、お中元やネット注文(ふるさと納税含む)で需要が高まる時期は夜中の12時頃から作業しているそうです。収穫時間もさることながら、収穫方法もすごいです。  

 とうもろこしは1本に2〜3本程度できますが、「郷のきみ」はその中でも1番上のものしか収穫・出荷しません。残りのものは全て畑の肥料にしてしまいます。状態がよくないものが多い畑は、その畑ごと収穫も出荷もしないという判断をすることもあるのだとか……!! 

1番上の「郷のきみ」についても、1番上にあるからと無差別に収穫するのではなく、皮越しに実の状態を1本1本手で確認し、いわゆる「えくぼ」と呼ばれる実が凹んでいる部分があったものについては、出荷しないという徹底ぶり。  

この徹底したブランディングをしているのが村の「郷のきみの会」の会長さん(70)。会長さんの16年間の努力・技術の結晶の秘伝のマニュアルがあり、その厳しい基準をクリアし続けることで美味しい「郷のきみ」は生まれます。中平さん曰く、会長さんの畑の「郷のきみ」は特別甘くて美味しいんだそう。


栽培が許されるのは7軒のみ|希少価値を高める出荷戦略と全国での評価

実はなんと、村内では7軒しか作ることが認められていないとうもろこしです!(2026年8月現在)  

とうもろこしは種まきから収穫まで約3ヶ月かかるものであるそうで、5月頭から植え始めるのが一般的だそうです。嶽きみの旬は8月〜9月ですが、郷のきみは8月初旬から10月初旬。

これは嶽きみより量が取れないということもありますが、時期を少しずらして長く出すという戦略であるとのこと。  

「嶽きみの存在によって青森県内のとうもろこし文化は育ち、成熟している。嶽きみのおかげでみんなとうもろこし大好きですよ。嶽きみはとうもろこし界のキングです。」と中平さん。

嶽きみをリスペクトしているからこそ、差別化を図る、そして美味しいとうもろこし自体を消費者のみなさんに長く楽しんでもらうために工夫していると語ります。  

徹底した品種管理と差別化でおいしさは県内外でも認知され、東京の三ツ星シェフのお店でも使用されているそうですよ。東京の百貨店などで開催される催事でも、そのおいしさを求めて予定本数があっという間に売り切れてしまうとのこと!


 取材冒頭から衝撃的な数字や情報が並ぶ中、それを更に超えてくる衝撃が私を襲います。。。


いざ実食!かじった瞬間果汁が溢れる「生食」の衝撃

 いざ、実食!! 

 え、なにこれ……   

 甘すぎる!!!ジューシーすぎる!!!生なので歯応えもすごい!!! 

(ちなみにいつも畑で味見をしているという中平さんは3秒で食べ終わっていました。はやすぎる!!)

採りたての郷のきみを中平さんとはんぶんこ

前述のとおり、私は茹でたとうもろこしを多く食べてきた人生、生でとうもろこしを食べたのが初なのですが、とうもろこしって、こんなに口の周りと手がベトベトになるものでしたっけ??私は何を食べていますか?(でも味は本当にしっかり甘さが濃くて食べ応えもある、まごうことなき、"とうもろこし"です)先端が白っぽい状態のものがフルーツ感も感じられる状態のサインとのこと

私の中のイメージとしては、とうもろこしは実が先端まで詰まって大きい食べ応えのあるものが美味しいのかと思っていたのですが、今回畑でいただいたのはそこまで大きくはないものの、先端までぎっしり実が詰まっているものでした。このように細くてもすごく美味しいものもあるそうで、会長さんはもう触っただけで美味しいかどうかわかるんだそうです。


ちなみに生でも美味しい「郷のきみ」ですが、茹でても実がパーン!としていて、口の中で甘さが弾けました!

上が茹でた状態、下が生の状態。粒揃いの良さとハリの良さが伝わる。

1本5,000円!上位3%のみの最高峰「郷のきみイエローパール」

そして今年デビューの「郷のきみ」プレミアムバージョン「郷のきみイエローパール」 お値段なんと1本5,000円!!(ふるさと納税でも!)

桐箱入り

この「郷のきみイエローパール」ですが、年間収穫量の上位3%のみ!糖度はなんと20度以上で、あなたのとうもろこし観を変えてしまう、特別なとうもろこし体験になるかもしれません。


どこで買える?取扱店舗・お取り寄せ&農家直伝の美味しい茹で方

最高の状態に育った「郷のきみ」を最高の状態で収穫できる収穫適期は、中平さんによるとなんとたったの2〜3日!“朝採り”が美味しく、スピード勝負な食べ物のイメージがありましたが、適期も短いんですね。  

そしてそのままの美味しさをみなさまにお届けすべく、“畑からお店まで3時間”を合言葉に作業されているというこだわりポイント。

中平さんのおすすめは、「沸騰する直前に入れて(塩なし)7分」!

入手できた方はこのおすすめの茹で方もお試しくださいね。

今回は今大注目の「郷のきみ」についてご紹介しました。10月までまだまだ食べるチャンスはありますので、ぜひ皆様一度召し上がってみてくださいね〜!

byらば

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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