【下風呂温泉郷】名湯に絶品民宿ごはん、夜の街ぶらまで。冬の下風呂満喫旅に行ってきた。

本州最北端の村・風間浦村にある下風呂温郷は、硫黄の香り漂う良質な湯で知られる温泉地。古くから湯治場として親しまれ、津軽海峡を望むロケーションとともに、落ち着いた温泉街の風情が楽しめます。
空気がちょっとひんやりしてきて「もう冬が近いな〜」と感じるこの季節。こんな時はなんだか硫黄泉と哀愁に浸りたくなって、晩秋の下風呂温泉郷へと向かいました。
1.民宿滞在と下風呂の湯
温泉郷の案内塔を抜けてすぐ左手、「若がえりの坂」を登っていくと、今回お世話になる「民宿菅原」が見えてきました。駐車場へ車を停めて外に降り立つと、温泉郷らしい硫黄のなかにほんのり潮の香りを感じて、ああ、下風呂に来たんだなあ~と実感させられます。




女将に出迎えてもらい、2階のお部屋へ。昭和55年、女将のお父様の代に創業した歴史ある民宿ですが、館内は隅々まで手入れが行き届いていて、居心地の良い雰囲気です。共同の洗面所とトイレも清潔感があり、アメニティ類には女将の細かな気遣いが感じられます。



民宿菅原には館内に温泉やお風呂が付いていませんが、12月1日から開始する「下風呂温泉宿泊キャンペーン」特典の無料共通入浴券を使って「下風呂温泉 海峡の湯」に入浴ができます(民宿菅原の場合は、キャンペーン期間以外も海峡の湯の無料チケット1回分が付きます)。温泉までは民宿から歩いて約3分なので、お部屋に備え付けてあるお風呂セットを片手に、気軽にふらっと行けちゃいます。


「下風呂温泉 海峡の湯」は、かつての共同浴場「大湯」「新湯」を統合し、 2020年12月に新オープンした日帰り入浴施設です。ヒバ造りの浴場では、源泉の異なる硫黄泉として、乳白色のにごり湯「大湯」と、やや透明でキリッと熱めの「新湯」をそれぞれ楽しむことができます。
かつては文豪・井上靖が小説『海峡』の中で、「ああ、湯が滲みて来る。」と表現したほど効き目を感じられる温泉で、体の芯からぽかぽか温まるのが特徴です。
温泉に入ると、常連さんであろう年配のおばあちゃんが「新湯は熱いから最初は大湯から入った方がいいよ~!」と声をかけてくれ、お湯だけでなく地元の方の温かさにも触れることのできる場所です。


2.下北の幸満載の絶品民宿ごはん
日没が早くなって、18時前には海峡の湯を出たというのに、辺りはすっかり真っ暗。冷たい夜風が火照った体に心地よく、お腹を空かせながら宿へ戻ります。
部屋に着くと程なくして、夕食の準備ができましたよ~と女将の声が。1階の食事会場に降りて席につくと、女将がひとつひとつ料理の説明をしてくれます。
民宿菅原の食事は、女将が地元の漁師さんや事業者さんから仕入れた、新鮮な旬の食材がふんだんに使われており、下北ならではの料理をお腹いっぱい食べられるのが特徴です。下北周辺の津軽海峡や陸奥湾の海で獲れた新鮮な魚介がメインで、イカやヒラメの刺身に鯛の姿焼きのほか、タコの粕和えや鮟鱇の小鍋など、下北ならではの料理が並び、思わずおひつのご飯が進みます。
「下風呂温泉宿泊キャンペーン」では対象施設限定の特典も付いており、民宿菅原では瓶ビール1本・お酒1合・ソフトドリンク1本のいずれかがサービスとなります。迷わずお酒をお願いしたところ、むつ市「関乃井酒造」の地酒が運ばれてきました。下北のご飯とお酒を下風呂温泉上がりに民宿で味わう―こんな贅沢、他にはありません。




3.夜の下風呂を街ぶら
どんどんご飯とお酒が進み、お腹いっぱいになったので、温泉も済ませたしこのまま部屋でゴロ寝しようかとも思ったのですが、せっかくならと夜の下風呂を歩いてみることにしました。民宿から再び坂を下りて温泉郷の中心部へぶらぶら進むと、海峡の湯の斜め向かいに1軒の明かりが。入口が摺りガラスなので中が見えず恐る恐る暖簾をくぐると、平日にも関わらず地元のお客さんで賑わっていて、串焼きの香ばしい良い匂いがしました。
下風呂温泉郷で唯一の居酒屋「来よ乃(こよない)いちり」は、東京から地元下風呂地区へUターンした店主が2021年1月にオープンしたお店です。看板メニューは串焼きで、新鮮なお肉を使った焼きとんや焼き鳥が味わえるほか、鶏唐揚げやもつ煮込みなど、東京の飲食店で長年修行を積んだ店主の腕が光る、定番おつまみも揃っています。店名の「来よ乃(こよない)」は店主の造語で、「多くの人に来てほしい」という願いが込められており、「いちり」は店主の亡きお父様の名前「一利」にちなんで付けたそうです。
民宿でたらふく夕食を食べたにも関わらず、店主とカウンターで色々話していたら、目の前で美味しく焼かれる串焼きを食べずにはいられなくなって、ついついレモンサワーにも手が伸びてしまうのでした。串焼きは1本から注文できますし、軽くつまめるメニューも充実していますので、宿でお腹いっぱいになっても、その後にふらっと来てチョイ飲みできる、使い勝手の良いお店です。




硫黄の香り漂う温泉街をほろ酔いで歩きながら、帰り着くは民宿へ。少し早い時間に床につきましたが、温泉で体の深部まで温まったからか、いつもより深く眠れた気がします。朝起きると体がふっと軽くなっていて、まさに「滲みる湯」の効果を実感したのでした。
4.健康満点朝食とお土産購入
朝食も下北食材が使われた健康的な品々で、びっくりするほど大きくて新鮮なタコの刺身や、風間浦村産とろろ昆布が乗った長芋、原木なめこの味噌汁など、下風呂ならではの食事を朝から堪能することができました(※民宿菅原では「下風呂温泉宿泊キャンペーン」の特典として、チェックアウト時にとろろ昆布をお土産としてプレゼント!)。
またもやおひつのご飯を食べすぎたお腹を抱えながら、あっという間にチェックアウトの時間。民宿の料理は全て自身で手掛けているという、料理上手な女将の金橋(かなはし)さんが温かくお見送りをしてくださいました。「せっかく来てくれたんですから、下北の美味しいものをたくさん食べてもらいたいんです。」とおっしゃっていて、どの料理も美味しかった理由がわかりました。静かにそっと寄り添いながらも、抜かりない宿の手入れや食事で宿泊客の心と胃袋を掴む、そんな女将がいる民宿菅原への滞在を通じて、心から下風呂に来てよかったあと思うのでした。




翌日の下風呂は雲ひとつない青空が広がっていて、目の前の海のあちこちで漁をしている漁船を眺めながら、温泉郷内に数店舗ある商店をはしごし、お土産にべこもちと関乃井を購入しました。
「下風呂温泉宿泊キャンペーン」では、これまで紹介した特典のほかに、飲食店やお土産店など、風間浦村内の取扱店舗で利用できる1人1,000円分(1,000円券×1枚)の商品券も付いてくるので、宿泊のついでにお得に買い物や飲食を楽しめちゃいます!(利用可能店舗は公式HPをご確認ください)
さらにキャンペーンでは、通常料金が1泊1人2,000円割引となる特典もありますので、「宿泊」「飲食・お買い物」「温泉入浴」3つの場面でお得に下風呂温泉の旅を満喫できます!




5.お得な宿泊キャンペーン
さらにさらに!
青森県民の皆さんに冬の青森をもっと楽しんでもらうための宿泊キャンペーン「冬のあおたびキャンペーン」も同時期に開始となりますので、「下風呂温泉宿泊キャンペーン」との併用で、ダブルでお得に宿泊することができます!
民宿菅原では、これから旬を迎える風間浦村鮟鱇の宿泊プランに両キャンペーンが適用となりますので、ここでしか味わえない鮟鱇料理をお得に味わえるチャンスです!
※宿泊施設によって各キャンペーンの適用条件が異なることがありますので、詳細は下記の各キャンペーンHP(画像リンク)や宿泊施設へのお問い合わせによりご確認ください。



冬の青森、そして下風呂温泉郷の旅をお得に楽しめる「冬のあおたびキャンペーン」と「下風呂温泉宿泊キャンペーン」は本日12月1日からスタート!これからやってくる寒~い冬に、心も体もお財布も(!)温まる素敵な青森旅をぜひお楽しみください。
By ちゅる子
| 民宿菅原 | |
|---|---|
| 場所 | 〒039-4501 青森県下北郡風間浦村下風呂下風呂81−4 |
| TEL | 0175-36-2443 |
| Webサイト | 公式HP |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。