みなさん、みなさーん、皆様!!朗報です!!
わたくし、てんてこ丸は、、ついに、、、ついに、、、、青森県内で
生のりんごを食べれるお店見つけちゃいました!!
津軽弁 is「 やっとかっとりんご生でかへるめへみつけだじゃ」です。
拍手〜〜〜〜〜〜(パチパチ)
って、青森県といえばりんご大国だしそんなお店そこら中にいっぱいあるよって思ったそこのあなた!!
津軽弁 is「青森だはんでそったらだめへがっぱあるべ?」って思ったそこのあなた!!
ないんです!!
厳密にはそんなにないと思います!!ってところです。※あくまでてんてこ丸調べってことです。
今回は弘前市土手町にある「土手町パーラーモードカフェ」さんをご紹介いたします。
○弘前市の魅力をここから発信します!!



このカフェテリアは土手町コミュニティーパークごちそうプラザ内の一画にひっそりと佇んでいます。弘前市で地域振興事業などを手掛ける株式会社アップルクリエイションズが2019年10月にオープンしたもので、当時、パーク内には同社が保有する空き店舗が4つありました。それをうまく活用することによって弘前市の魅力をこの場所から発信しようと燃えに燃えていました。その第1号がこの「土手町パーラーモードカフェ」である。コーヒーやジュースなどのドリンク類、パン類、ロールケーキなど幅広く取り揃えているカフェです。
○生の、そして、超希少なりんごをお店で食べれる
冒頭にお伝えしたとおり、県内に生のりんごをゆっくり食べることのできるお店って意外とありません。
しかも!!
並んでいるりんごの品種は青森県民でもほとんど知らないんじゃないかな〜ってものばかりです。

カフェで扱う希少りんごの品種は20弱程度であり、店舗には常時4〜5種類が並んでいます。
例をあげると
●さしゃ(サシャ)/美丘(みおか)

とてもジューシーで酸味が弱く甘みが強い。青森県弘前市の山下豊光氏が昭和52年に自分の農園で「ふじ」に「王林」及び「世界一」の混合花粉を交配して出来た実生の中から選抜育成された品種で、2002年に品種登録されました。まだ青森県でしか栽培されていないようで、平成22年の記録では青森県の1.8haのみとなっており、非常に希少性が高いリンゴだそうです。
●ピンクレディー
酸味が強めだが糖度も高く、濃厚な味わいをもつオーストラリアで生まれた高級なりんごの品種。日本でこのりんごを生産する場合は日本ピンクレディー協会というものの会員になる必要があるとのことです。是非、お店に行ったら、左手(サウスポー)でガブリとかじってみてください。
●4- 23(ヨンノニジュウサン)
甘味が多く、酸味が少ない。食味良好で味が濃厚である。芯カビやツル割れが多発するので製品率が低いという欠点を克服できず、品種登録はされませんでしたが、美味しいので、4-23というりんごの選抜過程で用いられる個体番号のまま県内に広く出回っています。幻のりんごとも呼ばれています。
○気になる希少りんごの入手ルート
希少なりんごの入手ルートは3つあると言います。その中でも驚くべきは仕入れ先の一つである地元のりんご農家さんです。なんでも、カフェがオープンし、その取り組みが地元紙に載ったのをみて感銘を受けて、自ら店に足を運び「お金はいいから、是非うちのりんごを使ってくれ」と珍しいりんごを持ってきてくれたそうです。

○りんご農家の思いも一緒に届けたい

株式会社アップルクリエイションズの地域ブランド振興事業部において統括マネージャーを務める成田 拓也さんはこのカフェの企画から運営まで全てに携わりました。弘前らしさ=りんごという切り口に他の店との差別化を図るために試行錯誤を繰り返しました。実家もりんご農家ということもあり、この希少りんごを取り扱うということのついて「りんご農家の思いや、思い出も一緒に届けたい」と笑って話してくれました。少しでも美味しいりんごを届けたいという思いを込めて、成田さんは糖度計で一つ一つりんごの糖度を測っています。
○お客さんで一番多いのはりんご農家!?りんご農家が喜ぶワケは味ではなく、昔を懐かしむ気持ち?
カフェには当初若い女性客や観光客が来るだろうと予想していましたが、りんご農家の人たちがこぞってカフェに置かれている珍しいりんごを買いに来ると言います。
その理由は「昔を懐かしむ気持ち」
だそうです。
希少品種りんごの希少たる所以は、販売価格の下落や販売店への流通の事情などにより、泣く泣く栽培を諦めた農家が多く、一部の農家しか栽培を継続しなかったことが挙げられます。
一部の農家がそこまでしてりんごの木を残したかったのは、
思い出があるから
「昔、この3本の木(今では希少品種であるりんごが生る木)から採れたりんごを売って親父にランドセルを買ってもらったと聞かされた、だから今でも大事に育てている。」などのエピソードがそれぞれにあります。
そういった、りんご農家にしか分からない思い出などが共感を呼んでいます。
○りんご以外の商品も充実



店舗で提供されるものは希少りんごばかりではありません。提供される商品にもまた定評があります。地元弘前市産のフルーツをふんだんに使ったロールケーキ(各種1切れ350円~、1本1,500円~、テイクアウトOK)やスイーツサンド(各680円~)といったスイーツメニューのほか、ドリンクも各種用意されています(単品 350円~、セット 200円)。ホットサンド(680円~)にサラダやスープをセットにしたメニューも取り揃えています。
是非一度足を運んでみてくださいね。
最後に一句
魔球は 魔球は ハーリーケーン
はい
by てんてこ丸
