春限定!八戸の海のご馳走「あかはたもち」

春限定!八戸の海のご馳走「あかはたもち」

「あかはたもち」ってご存知ですか?

「もち」といってもお米の餅ではありません。
「あかはた」という海藻100%で作られた「もち」なのです。

3月17日に再開した八戸市の「館鼻岸壁朝市」に遊びに行ったら、その「あかはた」が売っていました!うれしくなって、思わず買ってきてしまいました。

「あかはた」は八戸市沿岸の岩場で春先に収穫される海藻で、あかはたを蒸して冷やし固めた「あかはたもち」は、この地域の郷土食。

浜どころ出身の私にとっては、「今年も春がきたなー」と、真っ先に春を感じる食べ物なのです。

早速、「あかはたもち」をつくりましょう!

赤みがかった幅広の海藻で、表面には小さなつぶつぶがあり、触るとざらざらしているのが特徴。
(ちなみに「あかばぎんなんそう」とも言うらしいです。全然ぴんときませんが。。。)

水で洗い、根元の硬い部分をちぎって取り除きます。硬い部分は蒸しても柔らかくならず、食感が悪くなるので、この作業、大事です。

あかはたを蒸し器に入れます。

蒸し器で柔らかくなるまでひたすら蒸していきます。
私は、蒸し器に直に載せましたが、布巾を敷いて蒸した方が、蒸した後、集めやすくていいかもです。

きれいな緑色になり、とろっととけてきます。
すりこぎなどで潰します。
器に平らに広げて、冷蔵庫で冷やし固めます。
一口サイズに切ったらできあがり。なんて簡単なんでしょう。

酢味噌をつけていただきます!
プルンプルンの食感と、磯の風味がたまりません。
しかも、海藻だけで作っているので、とってもヘルシー。

ちなみに、この日、八戸市中心街の「三春屋」さんに行ったら、地下の食品売り場に、生の「あかはた」のほか、食べるばかりの「あかはたもち」も売ってました。

もしかしたら、館鼻岸壁朝市でも売ってたのかもですが、自分でつくったものはものすごくおいしく感じました(笑)

みなさんも、春限定の海のご馳走「あかはたもち」を見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね。

by はっしー

 

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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