世界一の扇ねぷたがパワーアップ!? ~平川市~

世界一の扇ねぷたがパワーアップ!? ~平川市~

まるごとブログ、まるごとツイッター等でたくさん紹介させてもらっていますが、青森県の祭りが間もなくやってまいります。青森の祭りは猛暑より熱い祭りばかりです!本日は、先週より絶賛投稿中(?)の「ねぷた」シリーズ第二弾で平川市の「世界一の扇ねぷた」を紹介します♪まず、この迫力を見てください!

「天晴れ、田中太郎五郎、為信を救う」です!六羽川(ろっぱがわ)合戦の際、現在の高畑あたりの沼田にはまった為信を田中太郎五郎が人馬諸共救い出し、身代わりとなり討ち死した。のちに為信は太郎五郎の功績をたたえ、功臣の家として末永く遇する。ねぷたは馬を持ち上げる太郎五郎に、躍進を続ける平川市の雄姿重ねたものだそうです。
斜めから見ると表情が違ってみえますね♪あまりの迫力が、本気で睨まれているようで、ちょっとだけ後退りしそうになってしまいます。

ところで、なぜ「世界一の扇ねぷた」が出来たんだろう???尋ねると、「平賀の観光の目玉となるような、どこにもないものを造ろう」という町民の思いから、募金を募り平成10年12月27日に完成したそうです。
高さ11メートル、重量6t、電球は約450個が装備されていました。平均的な「扇ねぷた」は高さが6メートルということで、大きさが半端なかったそうです。さらに、平成16年には町制施行50周年を記念し、すべてに色付けがなされました。そしてこの度、LED電球を取り付け、高さも12メートルにパワーアップしたのです。

後ろの「見返り」は全く違った表情をしております。「禱(いのり)」といい、東日本大震災から7年以上経過し、行方不明の方々も多く、犠牲となった方々への鎮魂の「いのり」、一日も早い復興への「いのり」、平川市の発展を願う「いのり」が「禱」となりました。
ちょっとだけ角度を変えてみると、同じねぷたとはおもえない表情です。荒々しい印象がある「ねぷた」ですが、女性らしさも兼ね備えておりますよ♪
扇ばかりに目を向けてしまいますが、この「額」もみてください♪「牡丹(ぼたん)」が綺麗に、何枚も描かれています。凄すぎる・・・・
先月に行われた「お披露目式」で、長尾市長が安全を願う光景です。ところで、後ろの「ねぷた」あまりに大きすぎて展示館から出れないのではないか…?
何とか出ることが出来たようです(笑)夜の「ねぷた」も綺麗ですが、お昼の太陽光を通して眺める「ねぷた」も素敵ですね♪

以上、平川市の「世界一の扇ねぷた」でした!日々進化をとげる「世界一の扇ねぷた」ですが、平成16年の観光客が22,000人であったのが、平成29年には41,000人と飛躍的に伸びたんです。この迫力だから納得です!でもこのブログの100倍以上迫力があるので、実物を皆で見に行きましょう♪

by よっちゃん

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