今年も「酒のあで雪見列車」の季節がやってきました。
星野リゾート青森屋と青い森鉄道株式会社が実施する、冬限定の貸切列車ツアーで、雪景色を見ながら、地酒と酒のあで(つまみ)と祭りばやしが楽しめます。
先日、体験会に参加してきましたので、その様子をご紹介します。
旅のスタートは、青森屋(三沢市)。
このツアー限定の硬券切符をもって外に出ると、かわいい雪ん子が切符を切ってくれます。

そして、バスに乗り込み、三沢駅へ。
駅の電光掲示板にも「酒のあで雪見列車」の文字が。
よく見ると、「酒のあで」のところが、雪が降っている感じになっていて、かわいいです。

このツアーでは、三沢駅から青森駅までの間に、酒のあでと地酒が追加されていくという楽しいシステムとなっています。

出発駅の三沢駅では、八戸酒造「陸奥男山CLASSIC」が用意されていました。しかも、熱燗というのがありがたい!おちょこは津軽金山焼。青森らしくていいです。
ここでの酒のあでは、北寄貝の刺身と、生干し烏賊の焼き物。
おいしい地酒とつまみとともに出発です!

三沢駅の次は、乙供駅に停車。酒のあでが追加されます。ここでは、わかさぎの佃煮、えびの佃煮が登場。
野辺地駅では、二本目の地酒、関乃井「関乃井上撰」と、蛸の柔煮が。続いて、小湊駅では、帆立わさび昆布和え、なまこポン酢卸和えが登場しました。
そして、浅虫温泉駅では、三本目の地酒、六花酒造「本醸造じょっぱり」と、生姜味噌おでん、デザートの久慈良餅が提供されました。
地酒、つまみが全部そろうとこんな感じです。

停車駅にちなんだ酒のあではどれもおいしくて、お酒もすすみます。
運行中は、青森屋スタッフのみなさんが県内の祭りばやしを演奏してくれるので、お祭り気分も味わえます。

また、景色が良い場所では、列車の速度を落としてくれるのもうれしいサービスです。浅虫温泉駅の少し手前から、速度を落としてくれたので、陸奥湾に浮かぶ湯の島のきれいな景色をゆっくりみることができました。

そして、終着の青森駅へ。2時間弱の楽しい列車の旅も終了です。
青森駅についたあとは、自由に買い物や観光をして、帰りは青森屋のある三沢駅まで好きな時間の列車に乗ることができます。
今年の「酒のあで雪見列車」は、明日、1月21日からスタートです。みなさんも、おいしい青森の地酒と酒のあでをいただきながら、列車の旅を楽しんでみませんか?
by はっしー
