青森食材と生産者への想いを込めたイタリアン、本郷・クリマ ディ トスカーナ

青森食材と生産者への想いを込めたイタリアン、本郷・クリマ ディ トスカーナ

青森食材、そして青森への想いに溢れたシェフが、東京・本郷に新たなレストランをオープンさせました。

東京メトロ本郷三丁目駅から歩いて4分、後楽園駅からは5分ほどの場所に、平成29年12月18日にオープンしたのが、「クリマ ディ トスカーナ」。
看板の無い隠れ家レストランですが、迷う心配はありません。お店の前にある大きなクスノキが目印です。
ちなみにこのクスノキは、幹の太さが8.4メートル、推定樹齢は600年。本郷弓町のクスと呼ばれ、文京区の保護樹にも指定されているそうです。

オーナーシェフの佐藤真一氏は、青森市出身。高校卒業後に、都内のレストランを経て、イタリアへと渡り、数々の三ツ星レストランで腕を磨いたそうです。
帰国後は、都内レストランで総料理長に就任するとともに、イタリア料理の普及活動にも積極的に取り組んできました。

こちらのお店では、ランチ、ディナーともに、佐藤シェフがその日の食材を見てベストのお料理を提供するため、決まったメニューというものはありません。
訪れた日の一押しは、「青森県産ヒラメのクルード – 姫リンゴとローズマリーのサルサ -」、「鰺ヶ沢町長谷川自然牧場の熟成豚のラグー」の2品。

まさに今が旬のヒラメは、身が厚くプリプリ。ソースの姫リンゴも青森県産とのことで、青森尽くしの一皿です。
クリマディトスカーナ
長谷川自然牧場の熟成豚は、佐藤シェフが実際に産地を訪れ、惚れ込んだ食材。旨味たっぷりの豚肉をじっくりと煮込んだラグーソースを、シェフ自慢の手打ちパスタに合わせています。

クリマディトスカーナ

また、ドリンクリストには名川果汁のぶどうジュースや県産リンゴジュースもあります。

クリマディトスカーナ
お店ではほかに、小川原湖のシジミやカネショウ株式会社のバルサミィアップルなどの青森食材も時期に合わせて使っていくそうです。

佐藤シェフにお話を伺うと、Clima(風土)という言葉には、修行の地トスカーナだけでなく、故郷青森の食材、生産者、造り手への想いを込めており、非日常空間を東京の真ん中で感じてほしいとのことです。

クリマディトスカーナ

みなさんもぜひ、自分だけの「Clima」に想いをはせてみませんか。

 

by 第13太郎丸

Clima di Toscana クリマ ディ トスカーナ

場所〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目28-32-101
TEL03-5615-8258
FAX03-5615-8298
時間Lunch 12:00~15:00(L.O13:30) Dinner 18:00~23:00(L.O21:00)
Webサイトクリマ ディ トスカーナ
その他定休日:日曜日(隔週月曜日) 大きな楠木が目印

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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