青森県の南部地方に伝わるファストフードをご存知でしょうか?
それは、後世に残したい郷土の味、「串もち」です。
小麦粉や米粉を練ってから、平らな丸もちにして串に刺し、エゴマ(ジュネ)味噌やクルミ味噌をつけて焼いたものです。
ご覧ください!このエゴマ味噌の美味しそうな色。
炭火で焼くことで、香ばしく、とても食欲をそそられます!
アップにすると、こんな感じです。食べたことがある人はもちろん、食べたことがなくても、味噌の香ばしさが伝わってきそうですね。
実際に食べてみると、少〜し甘めの味付けになっているので、あと引く美味しさです。
炭火で焼く串もちは、晴れの日の行事食でもあり、また、普段の日のおやつでもあったそうで、「昔の家には囲炉裏があって、いっつも焼いで食べだんだよ〜」と笑顔の素敵なお母さんが教えてくれました。
上記写真の右端が、クルミ味噌をつけて焼いたものです。
ここ「SAN・SUN産直ひろば」では、多い日で500本も串もちが売れるそうです。地元の人は、10本、20本まとめて買っていき、初めてのお客は1〜2本買って、その場で食べて、美味しそうにして喜んでいるそうです。
施設内には、産直スペースと食堂スペースがあり、買い物と食事が楽しめます。
食堂スペースの調理を担当する人達は7つのグループに別れており、日によってグループが違うため、メニューは同じですが、作り手が違うので、味も少し違います(笑)。
近くまでお越しの際には、是非南部のファストフードを召し上がりに、お立ち寄りください。
by トリッキー
