ついに夏祭りシーズンに突入しました。ねぶたまつり、ねぷたまつり、三社大祭などなど、青森県内各地でさまざまな祭りが開催されています。今日は、個人的におすすめの平川ねぷたまつりをご紹介します。
平川ねぷたまつりは8月2日、3日の2日間、今年は本日と明日の開催となります。まず最初にご紹介したいのは、「世界一の扇ねぷた」です。

全長は11メートル、全幅が9.2メートル。沿道の観客や引き手と比べてみると、その大きさがよくわかります。運行の最後尾を沿道にはみ出さんばかりの迫力で進む姿は観客を圧倒します。特徴はその大きさだけではありません。

白と黒を基調とした、ねぷたとしては非常に珍しい水墨画調の絵柄も、その特徴のひとつです。

送り絵も落ち着いた色調で美しいです。
また、運行コースは平川市の市街地ですが、店舗や街灯の照明が非常に少なく、高層の建物も無いことから、真っ暗な夜の闇に映えるねぷたの美しさをお楽しみいただけます。
その他にも、運行団体によって調子に微妙な違いある囃子や、手踊りやダンスといった多彩なパフォーマンスも楽しみのひとつとなっています。弘前ねぷたまつりとはまた違った、観客を巻き込むような楽しさのある風情の祭りをぜひお楽しみください。
byだーくほーす
