ここ数年、コケガールの登場などでブームになって来ている「苔」。
今年に入るとテレビや雑誌に取り上げられる機会も多くなり、いよいよ本格的な苔ブーム到来の予感！
JR東日本の「大人の休日倶楽部」のテレビCMで長野県・北八ヶ岳の苔が紹介されたり、同じくJR東日本のキャンペーン「行くぜ、東北。」でも青森県・奥入瀬渓流の苔が紹介されています。
そこで、さっそく実際に奥入瀬渓流の苔ブームの現状を確認しに行ってきました。
現在、苔観察プログラムを提供している事業者は、奥入瀬渓流ホテルと奥入瀬自然観光資源研究会がありますが、取材に行ったこの日は10名以上の苔観察プログラムの申込みがあるということだったので、一組の参加者と一緒に観察をすることにしました。
うずくまったり、へばりついたり、というのが苔観察の基本スタイル。
他の観光客が見たら「どうしたの？具合悪いの？」って勘違いをされてもおかしくない格好ですよね。
でも、ルーペを目に近づけ、そのまま顔を苔に近づけて見てこそ、苔の美しさや繊細さがよく見えるのだそうです。
あいにくこの日は大雨の悪天候だったのですが、ガイドさん曰く「苔は雨の日が美しい！」の言葉どおり、ここ数日のかんかん照りでカラッカラに乾燥しきっていた苔達は、待ってましたと言わんばかりにみずみずしく輝いていました！
この夏、ぜひ苔だらけの奥入瀬に涼みに来ませんか！