みなさん、津軽のソウルフードとも言える料理「けの汁(けのしる)」をご存知ですか？
けの汁はだいこん、にんじん、ごぼう等の根菜類や、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、油揚げ、凍み豆腐などの大豆製品などを刻んで煮込んで作る郷土料理です。素朴ながら味わい深い料理で「これを食べないと冬じゃない！」という人も多いのではないでしょうか？
弘南鉄道では、毎年2月頃の厳冬期に、熱々の「けの汁」を電車で楽しむ催しを開催しています。今年も『けの汁列車』が運行するということで、一番列車に参加してきました。
弘南鉄道弘前駅のホームに向かうと、冷たい空気に混じって出汁のいい香りがただよっています。「けの汁列車」の特製ヘッドマークのついた車両に乗り込んで、いざ出発進行！
車内には、折り詰め弁当とけの汁と飲み物が用意されており、特にけの汁はおかわり自由ですので、心ゆくまで郷土料理を堪能することができます。
車内はとてもフレンドリーで温かい雰囲気ですので、1人で参加しても、隣り合った初対面の人と杯を交わし、和気藹々と楽しめるのが魅力です。
こちらの列車は、今月中にあと3回運行予定で、まだお席に余裕のある日程もあるそうです。みなさんも電車に揺られながら、心ゆくまで「けの汁」をお楽しみください。
（霜月）
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2017年「けの汁列車」
(1)平成29年2月10日（金）弘前発（18:35）終了
(2)平成29年2月17日（金）平賀発（18:28）※お席に余裕がございます！
(3)平成29年2月23日（木）黒石発（18:30）※お席に余裕がございます！
(4)平成29年2月24日（金）弘前発（18:35）満席御礼
２．運転区間
弘南線 弘前駅～黒石駅間（1往復）約2時間
３．会費
大人3,500円（飲み放題、折詰、けの汁付き）
※完全予約制
※当日の払い戻しはございません。
４．募集人員
各運転日とも90名（※完全予約制）