十和田湖温泉スキー場は、奥入瀬渓流に一番近いスキー場です。
十和田市街地から約30分、七戸十和田駅から約45分、三沢市街地から約1時間、八戸市街地からでも約1時間10分もあれば辿り着けます。
あまり知られていないが、十和田湖温泉スキー場は、県南地方でナイタースキーを楽しむスノーボーダーがたくさん集まる、“ナイトボーダー”の「メッカ」になっています。
日中の営業ではスキーヤーとスノーボーダーが半々であることに対して、ナイター営業では、約8割強をスノーボーダーが占めています。
今回は、その人気の秘密を探ってみます。
理由その1
ナイター営業の前に圧雪を行うため、整備したてのゲレンデを楽しめます。
綺麗に圧雪されたゲレンデは、見た目にも美しい。
午後3時30分から午後5時まで、ゲレンデの滑走は一時休止し、雪上車が圧雪作業を行います。
その間はリフトも止まっているため、ナイター営業が始まる午後5時には、整備されたゲレンデを十分に楽しむことができます。
夕方5時近くになると、顔馴染みのボーダーたちが集まってきて、楽しそうに話をしながら、ナイター営業が始まるのを待っています。
理由その2
地形を活かしたゲレンデが、スノーボーダーに気に入られています。
ゲレンデ幅は狭く、斜面を利用して、思いおもいにターンを楽しむことができます。
また傾斜角度もあるので、レーシングの人たちも気持ちよく滑走することができます。
スモールでコンパクトなスキー場ですが、スピードもターンも楽しめるゲレンデは魅力的です。
理由その3
ナイターは、県内のスキー場では一番遅い、夜10時まで営業しています。
平日の夜でも、三沢市や八戸市からボードを楽しみに来ている常連の人たちがいます。
仕事終わりに、夜7時ごろにやってきても3時間くらいは十分楽しめます。
もちろん、平日だけではなく、週末も夜10時までゆっくり楽しむことができるので、是非一度遊びに来てみてはいかがでしょうか。
by トリッキー
