馬場のぼるの故郷・三戸で、鹿が食べていたものは!?

馬場のぼるの故郷・三戸で、鹿が食べていたものは!?

~南部人が大好きなものは、鹿ちゃんも好物~

昨年、県立美術館で『11ぴきのねこ』で知られる馬場のぼるさんの展覧会を観て、絵本の世界を懐かしんだのはもちろん、幼い頃に行ったっきり、三戸のお城に行ってないなぁと気になっていたワタシ。

馬場さんの絵本のデビュー作である「きつね森の山男」には「あおいあおい森」が登場しますが、そこに描かれているのは、きっと青森の名久井岳、三戸城。

三戸の城山公園

そんな具合に、作品の中に故郷を登場させることが多く、 

 わたしの生まれたところは 
 東北の ズーッと
 北のほうだ 
 山にかこまれた
 小さな城下町だ
 そこから
 上りの汽車にのって
 三十分ばかりいった
 ところに
 わたしのかよっている
 中学校があった

と「ウサギ汁大作戦」という作品の中でもかいています。

馬場さんが漫画家を目指して上京したのは、昭和24年5月ということで、今年のゴールデンウイークは三戸の城山公園に出掛けてみました。

三戸の城山公園

馬場さんが上京した日もこんな桜が咲いていたのでしょうか。

三戸は、1590年、豊臣秀吉の支配下に入った南部信直が、三戸城を居城と定め、開いた城下町。南部氏の本拠地です。
現在は1600本の桜の名所・城山公園として整備されているお花見スポットです。

三戸の城山公園

この日もステージでの催しをりんご箱に腰掛けて楽しむ人や、花より団子で出店の虜になっている人、滑り台などの遊具に群がるお子ちゃまたちで賑わってました♪

三戸の城山公園

公園には、クジャクやうさぎ、鶏、日本鹿なんかもいて、おこちゃまたちも楽しそう♪

三戸の城山公園

凄いのは、日本鹿の餌として販売されているのが南部せんべいということ!!
なんと贅沢な鹿ちゃんたち♪

三戸の城山公園

南部せんべい発祥の地は、馬淵川・新田川流域に住む鹿ちゃん!!
素朴で身近な南部せんべいは、鹿ちゃんにも大人気でした♪
by Kuu

《城山公園》
三戸郡三戸町梅内字城ノ下

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

ページトップへ