雪は残るものの春らしい空の日となった昨日、弘前へお出掛け。
弘前城のある弘前公園からは清々しい岩木山が見え、桜のつぼみもプックリしてきていました♪


公園内の緑の相談所では、弘前城植物園桜園のマップと園内にある桜の植木などを展示。


一足早く、桜を見ることができました♪
さてさて、ここのところ津軽塗りにご縁のあるワタシ。
この日の目的も津軽塗り♪
今回ご紹介するのは、弘前の百石町展示館で開催している若手イケメン&イケジョ職人集団のEKONOMIEによる展示会です。
「繋塗」と書いて「つがるぬり」と読ませちゃうあたり、新しい風を感じますよね!!
EKONOMIEさんは、津軽塗技術研究所修了生10名によるグループ。昨年秋からのお付き合いさせていただいているのですが、今回初めてお会いする職人さんも♪
今回は7名全員が箸を制作!!
壁一面に、職人ごとの箸がズラリと展示され圧巻。

7名の作品を少しずつでもご紹介したいので、スイマセン、今回は2回に分けてご紹介します。
ということで、早速、それぞれの職人さんたちのご紹介。
3年前から津軽塗りを始めたという弘前市出身の山岡奈津江さん。

この世界に入るまでは色々なお仕事をされていたという山岡さんは、外壁塗装のお仕事もされていたんだとか。
ガーリーな見た目とのギャップに驚きながら作品を見ると、お家の形をした可愛らしいボックスがまず目に飛び込んできます。

外壁塗装のアクリル絵の具の技術を活かして本体の白い部分を、津軽塗りの技術を活かして屋根の部分を作られているんですが、センス良過ぎです!!

お箸やお椀にも綺麗なピンクを使ってみたり、気が付く人だけが気が付くというような細かな仕掛けがしてあったり♪
続きまして、青森市出身の増川泰治さん。

職人への憧れを抱きながらサラリーマンをしていたという増川さん。30歳目前のある日、津軽塗技術研究所の新聞広告を見て、「今がラストチャンス!!」と決意し、この世界へ。
自宅で飼っているという2匹の猫をモチーフにした作品から愛情を感じます。

壁掛けとしても器としても使える作品も♪

お次は、大鰐町出身の木田明子さん。
元々、横浜市の家具屋で木工職人として働いていた木田さん。
家具屋から見ると漆の世界は憧れの的なんだそうで、津軽塗職人さんと出会ったことがご縁でこの世界に。

木工職人でもある木田さんは、木地から制作できちゃうという強みを持っています。
大人から子供まで使えそうな、色んな大きさの漆の器や、渋めの引き出し、

アクセサリーに加工できそうな丸やウズラの形をした小物などを出展。

ワタシは、丸を2つお買い上げ♪
地球儀っぽくて可愛いんですよね~~♪
さてさて、何に変身させましょう。。。
ということで、続きは後編で♪
by Kuu
