2月 稚貝のみそ汁
青森県の陸奥湾は八甲田山などからの清水が集まる豊饒の海。
津軽海峡から入ってくる回遊性のお魚たちだけでなく、内湾性の魚種も特徴です。
そしてここは「ほたて貝養殖の発祥の地」。
今でも北海道に次ぐ第2位の生産量で、年間8万トン以上も水揚げしています。
しかもほたて貝購入金額、日本一♪
(5,037円 H19家計調査 全国1,506円)
そういえば、新鮮なほたて貝はいつも身近にあるおいしいものの一つです。
そしてこの季節にならないかなぁ、と待ち遠しいのが
「ほたて貝の稚貝」。

いつもはどんぶりにてんこ盛りでしかもおかわりしていただいているのですが、
今日は品よく(笑)

作り方は簡単♪
まずはまだ貝殻がパクパクしている活きのイイ稚貝をゲット。
貝殻をよおくゴシゴシします。
準備はこれだけ。

シンプルにほたてとお味噌の味を好む方はこのまま煮てお味噌を投入、それだけ。
ワタシはうまみの複雑系が好みなので、昆布を投入。たまに煮干し類も。
出来上がりにねぎをたっぷり。

↑写真の器 津軽塗赤七子 木村正人作
稚貝を持ち上げて、箸でホタテを外し、食べては、グイッと旨い汁をすする。
ほたての旨味で思わず笑ってしまう♪
そしてまた甘~いうまさが口いっぱいに広がるホタテを食べる。 また汁をすする。
ワタシの2月からはコレ。
3月いっぱいまではいただけます。
前浜でおこなわれているほたて養殖があればこそいただける旬の恵みです。
また月遅れになってしまいました。
byなおき
