夏の新定番!?「三戸せんべいアイス」

夏の新定番!?「三戸せんべいアイス」

南部人のソウルフード「南部せんべい」。
一説によると、南部せんべいが誕生したのは南北朝時代で、
長慶天皇が名久井岳の麓の長谷寺に旅した際、
そば粉とゴマを農家から譲ってもらった家来が、
自分のカブトを使って南部せんべいのもととなるものを焼いたのが始まりだといいます。
天皇はとても喜び、それ以来しばしば作らせたのだとか。
夏の新定番!?「三戸せんべいアイス」

この説が本当ならば、
普段何気なく食べている「南部せんべい」は、
600年以上の歴史をもつ由緒正しい(?)食べ物ということになります。

八戸せんべいとも言われる南部せんべいの一種に、
食感が大きく異なる「三戸せんべい」があることは
以前の記事でも紹介いたしました。

三戸せんべいは薄くて軽いため、
地元では赤飯をはさんで小昼にしたり、
煮しめをのせて皿代わりにしたりして、
昔からよく利用してきました。

「暑いし、アイスでも挟んでみるが!!」
去年の夏、地元の人たちのアイデアから誕生したのが
この「せんべいアイス」です。

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せんべいにアイス?と思うかもしれませんが、
意外や意外、
地元ではベテランリピーターやまとめ買いが続出するほどの人気ぶりなのだそうです。
味は、バニラ、チョコ、抹茶の3種類。
せんべいのへこんだ部分には、
結構な量のアイスクリームがつまっていて、
カワとなる三戸せんべい(←ここがミソかもしれません)は、
硬すぎず、かといってアイスに負けてだらけることもなく、
ほどよい食感と風味で、
予想以上の満足感を与えてくれます。

はさんで食べる南部せんべい文化を引き継いだ正統派「せんべいアイス」は、
それぞれ2枚入り(せんべいの枚数としては4枚入り)で105円。
限りなく三戸町に近い田子町の「ヤマザキYショップ外山」に出かけてみてください。
この「せんべいアイス」を考案した店長のこうじさんが待ってますよ(笑)。

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by義人

ヤマザキYショップ外山

場所田子町下田子東ノ又19-1
TEL0179-32-4717

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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