山菜採りに愛され続ける「リュック」あります。

山菜採りに愛され続ける「リュック」あります。

100年作り続ける「手づくり山菜用リュック」

今日は弘前方面に取材に行く途中、前々から気になっていた張り紙「手づくり山菜用リュック あります。」のお店に立ち寄りました。

これです。
「手づくり山菜用リュック」。

山菜採りに愛され続ける「リュック」あります。

こちらの革具店は創業が、明治35年。
創業から作り続けているというリュックは100年を超え現在も作り続けられています。

山菜用のリュックは軽さと丈夫さが求められ、さらに雨などで濡れることもあります。こんなこともあって、材料には帆布(船の帆に使う布)が使われ、それを丁寧に一つ一つミシンで縫い込み、強度が必要なところには革で補強を入れています。

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また、力のかかる部分には金具止めをし、錆びないように真鍮を使ったところがあるなど、山に入る方々の声を取り入れながら、100年かけて進化を続けてきたのが、このリュックです。

山菜を採るために山に入る方々がこのリュックのことを口々に褒めるのは、「腰を曲げてかがんでも、ひっくり返らない」ことなのだとか。このリュックのすごさは強度だけでなく、こんなところでも評価を得ているようです。

お店の奥から「20年前に買っていただいたもの」だという修理のためにお店に運び込まれたリュックを見せていただきました。その色具合、よれよれ感からして、これだけ使われてもまだ革部分を直した後は、また20年は軽く使えるな・・、と思えてしまう100年リュックは、ホント、プロが撰んだ「本物」でした。

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弘前市品川町の革具店の100年リュックは、私の背中が隠れるぐらいの大きさで「大」。たっぷり入ります。そして、中、小とあります。お好みで手前のポケットの個数も2個がいい、3個がいいと変えられるとのこと。
この他、山菜袋という同じ帆布を使った四角のショルダーもあります。
絵の好きな方のキャンバス入れにも使われているんだそうです。

山菜採りじゃない私ですが、この逸品は欲しくなっちゃいました。  byなおき

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

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