青森銀行記念館
明治12年に設立された県下では最初、全国で59番目の国立銀行。明治37年に親方町に移った。本館はこのとき建てられた新店舗で、設計者は当時洋風建造物の第一人者で太宰治の生家・斜陽館なども手がけた堀江佐吉によるルネサンス調の洋風建築で、頂上には展望台を兼ねた装飾塔をつけている。窓も漆喰塗の外窓が設けられるなど防火対策として和風技法が取り入れられ、屋根構造は和小屋組とトラスの折衷構造である。
下記利用規約をお読みいただき、同意いただける場合に限りダウンロードしてください。